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「すごくやわらかいアプローチ」 畑岡奈紗が“世界最高峰の技術”注入しメダル獲りへ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

マスターズ覇者の技を間近で体感した(撮影:福田文平)

東京五輪ゴルフ競技 事前情報◇26日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇男子=7447ヤード・パー71、女子=6648ヤード・パー71>

ゴルフの女子日本代表・畑岡奈紗が、“マスターズ王者のエキス”を注入した。26日(月)に、男子日本代表の松山英樹、星野陸也と一緒に練習ラウンドを実施。同じ米国で活躍する松山の技を間近で体感し、「勉強になった」と充実の時間を過ごした。

畑岡奈紗が目を奪われた松山英樹のアプローチ【練習日フォト】

これまでにも、試合がない週には松山とともにラウンドしたことはあったが、試合がある時には、当然ながらそんな機会は訪れない。しかし五輪は、開催日こそ違うものの男女が同じコースでプレーし、さらに練習日も一緒。そのため松山とラウンドしたいという希望を自ら伝え、それを先輩が快く受け止めた。

「邪魔にならないように」とコースで直接アドバイスを求めることはなかったが、「どういう想定をしながら練習(ラウンド)しているのか、それを見ることができてよかった」と学ぶことは多かった。特に驚いたのがグリーン周りの技術。「すごくやわらかいアプローチでした。自分が打ったらカップの反対側まで行ってしまいそうなところからでも、止めることができる。すごい」。入念に松山がチェックしていた小技に、目を奪われた。

もともと、グリーン周りのプレーについては、「フワッとしたアプローチが必要なツアーにいるし、そこが自分に一番足りていない部分。もっと磨いていければと思っていた」と課題として感じていた部分でもある。それを実際の試合会場で見て、肌で感じ、イメージを湧かせることができたのは大きい。

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