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251ヤードのパー4、日本勢の結果は? 笹生優花、勝みなみが3Wでバーディ、渋野日向子は1Wで「完ぺき」

なんとボギーは“ゼロ”。超チャンスホールの14番パー4で、日本勢はどう攻めた?(撮影:ALBA)

<メイバンク選手権 初日◇26日◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6596ヤード・パー72>

打ち下ろしの14番パー4が、多くのハイライトを生んだ。この日の実測は251ヤードで打ち下ろし。グリーン手前には池が広がるが、チャレンジホールとなった第1ラウンドでは、多くの選手が1オンに挑戦し、4イーグル・44バーディが飛び出した。雷雨中断となっている初日だが、全選手がすでにこのホールを通過し、ボギーは“ゼロ”だった。

日本勢もこのホールで魅せた。「3番ウッドで1オンして、4メートルくらいでした」とイーグルこそ逃したが、楽々バーディとしたのは勝みなみ。畑岡奈紗はドライバーで1オンし、2メートルにつけたが、こちらもイーグル逃しのバーディを奪った。西村優菜は右サイドに広がるフェアウェイに刻んで、2メートルにオン。バーディパットを決めて笑顔がこぼれた。

渋野日向子も「完ぺきでした」と、グリーン右横に運び、そこから寄せてバーディ。「キャリーで狙えなかったから、右サイド。あそこが完ぺき」と自画自賛のプレーを振り返った。

古江彩佳もドライバーを握りほぼ1オン。グリーン右から2メートルに寄せたが、こちらは惜しくもパーだった。笹生優花は飛距離を生かして3番ウッド。右のラフにつかまったが、しっかりと寄せてバーディとした。チャンスホールも生かし、5アンダーの好スタートを切った。

ティイングエリアが前に出され、初日からいきなりチャレンジングなホールを演出するのは米ツアーならでは。クラブハウスからも近いロケーションとあって、大きな盛り上がりを見せる。

2日目以降は16番もティを前に出す可能性があり、アグレッシブなプレーが見られそう。まずは、連日コースを襲っている雷まじりのスコールが落ち着き、好プレーが連発されることを願うばかりだ。(文・高桑均)

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