泣きっ面に蜂 惜敗のレクシー・トンプソンがスロープレーで罰金 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 チョン・インジ -5 2 M・リー -4 L・トンプソン -4 4 A・ティティクル -3 5 畑岡奈紗 -1 キム・ヒョージュ -1 H・グリーン -1 C・ヘジン -1 キム・セヨン -1 10 L・ヴ 0 順位の続きを見る
まさに泣きっ面に蜂 惜敗のレクシー・トンプソンにスロープレーの通達が(撮影:南しずか)
強風に見舞われたコングレッショナルCC。メジャーの舞台に相応しい難コースが牙を剥いた。終盤はレクシー・トンプソン(米国)とチョン・インジ(韓国)との白熱の戦いだった。
前半に4打落としたインジをレクシーが一時は逆転した。しかし、2打リードしていたレクシーは16番パー5でアプローチをミスしてボギーとすると、一方のインジは2メートルを沈めてバーディ。トータル5アンダーで二人が首位に並び残り2ホールへ…。だが、この2ホールはスロープレーの「計測」が入り、ルールオフィシャルがタイムを計った。
実は前日の第3ラウンド、最終組のプレーがなんとホールアウトに『5時間45分』を要し、米国内で放映したNBCが最後の30分をCNBCでの放映に切り替える、という事態が発生していた。米国内で女子ゴルフが日本でいういわゆる「地上波」の3大ネットワークで放映されることは稀(まれ)。メジャーならではのNBCでの放映だっただけに、非常に残念な出来事だった。
17番パー4。インジは3メートルのバーディチャンスにつけながら外れてパーに。レクシーはそれよりもやや短い3メートルにつけていたが、オーバー。返しも慎重に打ったがカップを通り過ぎ、悔しさで唇を噛んだ。
最終18番パー4。レクシーのティショットは大きく右に曲がり深いラフへ。右前に木もあり、何度も状況を確認して打ったセカンドは見事に4メートルのチャンスについた。しかし、入れればプレーオフというこのバーディパットも入らず。天を仰いだレクシーは、インジを笑顔で祝福。大会は美しく幕を下ろしたかに思えた。
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