写真：冨安健洋(提供：アフロ)
いよいよ今季のプレミアリーグで最も重要な試合が近づいてきている。
3月31日、プレミアリーグ第30節の「マンチェスター・シティ対アーセナル」の一戦は、シーズン終盤で優勝争いをしているクラブ同士の戦いとなるため、まさに「ビッグマッチ」となる。
負傷離脱中だった日本代表DF冨安健洋もすでに非公開のトレーニングマッチで実戦復帰を果たしており、シティとの大一番に出場する可能性が高い。
負けたクラブは優勝争いから後退、引き分けの場合はリヴァプールが抜け出す
第29節を終えた時点（アーセナル、リヴァプール、シティ共に消化済みは28試合）での順位と勝ち点は、1位アーセナル（勝点64）、2位リヴァプール（勝点64）、3位マンチェスター・シティ（勝点63）となっている。
痺れるような優勝争いが続いているわけだが、このシーズン終盤でいよいよビッグマッチが行われる。
昨季も優勝争いを演じたアーセナルとシティの対決は、イングランドだけでなく世界中のサッカーファンが注目する一戦となる。
シティの優勝となった昨季は、終盤に首位を独走していたアーセナルが失速し、シティが逆転優勝を果たしている。
2023年4月26日に行われた直接対決では、4-1でシティが圧勝し、優勝を決定づけた。
しかし、今季のアーセナルはチームとしての経験値を上積みし昨季よりもさらにチーム力は高まっているため、接戦になることが予想される。
この試合で負けたクラブは一気に優勝争いから後退することになるが、もしも引き分けた場合は逆に遠藤航所属のリヴァプールが抜け出す可能性が高まるため、優勝争いへの影響が非常に大きい試合だといえる。
冨安は大一番でチームを助けることができるか
今季も怪我やアジアカップ招集による影響でアーセナルに貢献できているとは言い切れない冨安だが、その実力は確かであり、契約延長されるなどアルテタ監督も信頼を置いている。
トレーニングマッチで実戦復帰しているとはいえシティ戦のスタメン出場は難しいが、後半途中から試合をクローズする役割で投入される可能性は十分にありえるだろう。
この大一番で復帰しチームを勝利に貢献するプレーができれば、リーグ戦の残り試合やCLでも起用されるはずだ。
果たしてこの大一番を制するのはアーセナルか、それともマンチェスターシティか。
プレミアリーグ今季最大のビッグマッチに注目だ。
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