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T・ローレンスが『G430 MAX』に『テンセイ1Kブルー』の短尺で勝利【WITB】

ピンゴルフジャパンから、ツアーレポートが届いた。
 
「6月22日~25日に開催された欧州男子ツアー『BMW International Open』で、PING契約のスリストン・ローレンス選手が逆転優勝しました。ローレンス選手はブレない飛びの『G430 MAX』ドライバー(9度)を使用。そして、正確なアイアンショットでグリーンを狙い、今大会全体で2位のパーオン率(77.8%)を記録。首位と4打差の3位タイから通算13アンダーで逆転し通算4勝目を飾りました」(同社広報)
 
ローレンスは5月の「全米プロ」や6月初旬の「メモリアル」は『G425 MAX』に別シャフトだったが、今月から『G430 MAX』に三菱ケミカルの新作『TENSEI PRO BLUE 1K』を43.75㌅の短尺で使用し、早々に勝利に結びつけていた。▶▶三菱ケミカル『TENSEI PRO BLUE 1K』を打ってみた。「キャリーが伸びて、合わない人がいなさそう」
 
【スリストン・ローレンスの使用ギア】
1W:ピン G430 MAX(9°TENSEI PRO BLUE 1K 80TX
5W:ピン G430 MAX(18°)
3U:ピン G410 Crossover(20°TENSEI AV WHITE HY100TX)
4,5I:ピン i230(DG Tour Issue X100)
6I〜PW:ピン iBLADE(DG Tour Issue X100)
50S,54S,60T:ピン GLIDE4.0(DG Tour Issue X100)
PT:ピン PLD OSLO 4(4°34.25㌅)
 
また、ピンの海外ツアー担当がローレンスのパターの細かなスペックを明かし、『PLD OSLO 4』のヘッド重量は375gで、市販と違いトップレールにアライメントドットを入れていた。『オスロ4』はテイラー・ムーアやトレバー・ウィアブロも使用するなど、ツアーで人気のヘッドだが、その理由を開発者もこう話す。

▶▶シン貧打爆裂レポート『PLD ミルドOSLO 4 パター』

「PLD OSLO4のオリジナルデザインはティレル・ハットンとの共同作業によるもので、ハットンにはパターに求めるものがいくつかありました。サイズ、形状、ミーリングライン、ヘッド重量、そしてパターのセットアップの方法に関して、彼は非常に重要視していました。様々なプロトタイプを作ってツアーに持ち出すうちに、他の選手たちもこのパターに興味を示すようになったため、我々は様々なホーゼルも追求していきました。
 
このホーゼルはオスロと非常に相性が良く、ホーゼル形状がリーディンエッジの前に出てくるので、パター全体の視界が開けます。シャフトとホーゼルが邪魔にならず、トップレールがフルに見えるのでアライメントが取りやすい。マットブラックはパターの典型的な外観で、実際にコーティングを施す前にヘッドの下地処理に力を入れ、サンドブラストなどを施しています。見た目も打感も良く、一般ゴルファーにもプロにも寛容です」

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