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ツアープロをサポートするレップがクラブを握って真剣勝負 平石護49歳の挑戦 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

普段は“サポート役”の平石護 あすからは自らが主役となって大会を盛り上げる(撮影:ALBA)

<第23回PGAティーチングプロ選手権大会ゴルフパートナーカップ2021 事前情報◇20日◇矢吹GC(福島県)◇7010ヤード・パー72>

ティーチングプロナンバー1決定戦「PGAティーチングプロ選手権」が福島県の矢吹GCを舞台に、21日(木)から2日間にわたって開催される。出場選手の多くは普段、アマチュアにゴルフ指導を行う“レッスンプロ”。PGAティーチングプロ資格を保持し、アマチュアのレベルアップの一助を担うプロが自分でクラブを握り、腕を競い合う。1次、2次と予選を勝ち上がった120名による戦いは見ものだ。また、今年から「PGAティーチングプロ女子選手権大会」も開催され、4名が出場する。

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出場選手の中には、YouTubeでチャンネル登録者数35万を超える菅原大地やゴルフ雑誌などでおなじみの工藤広治、ドラコンプロとして400ヤード以上の記録を誇る南出仁寛ら、よく知るティーチングプロも出場する。中でも“異色”ともいえるのが49歳の平石護だ。

2005年にティーチングプロ資格を取得した平石は、日頃はシャフト『アッタス』シリーズを展開するUSTマミヤのツアーレップとして、国内外のツアープロのサポートを行っている。アッタスシリーズは女子プロの稲見萌寧や畑岡奈紗、青木瀬令奈、男子プロの金谷拓実、市原弘大らが使用し、今季は高い勝率を誇っている。「マスターズ」覇者の松山英樹が使用したこともあるが、プライベートでも親交が深いという。「ツアーでは(プロ資格保持者と)あまり言っていない」としながらも、プロ目線でツアープロと会話できる強みを生かして、選手から信頼を得ている。

平石は5年前から今大会の予選に出場。49歳となった今年、初めて決勝に進んだ。「もともと緊張しやすくて…」と、本来の力を出せずに苦い経験をしたことから競技は避けてきたが、根っからのゴルフ好きで暇があればボールを打っている。「1年に1回ぐらい試合に出てモチベーションを保つために」。一念発起して、今年念願がかなった。

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