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26歳のパット名手、片岡尚之のエースパターは2003年発売でグリップがボロボロ?

フェース面をよく見ると、芯に打痕がしっかりついている。「インサートがやわらかく、この食い付き感がすごく気に入っています」(片岡)(撮影:鈴木祥)

ルーキーシーズンから昨シーズンまで平均パット部門で1位、2位、2位と抜群のスタッツを誇る片岡尚之。26歳と若いが、年季の入ったエースパターを使う。「父が使っていた2003年発売のオデッセイ『ホワイトホット 2ボールブレード』です。譲り受けて6年間使い続けています」。

フェース面には無数の打痕がついた状態で、グリップエンドは何度も剥がれて、その度に接着剤で修復している。同モデルがすでに廃番のため、中古でバックアップを2本購入済みというから、もう手放せない1本なのだろう。

「一番の魅力は、打感がやわらかくてタッチが出しやすい点です。グリップも握りやすくてすごくフィット。今さら変えられません」。毎年のようにパターのテクノロジーが進化して機能は向上しているが、自分の感覚にピッタリ合う1本は、古いモデルのなかにあるかもしれない。

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