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笹生優花は2週のオフを挟みメジャー初戦へ コース攻略のイメージは「そんなに厳しく攻めない」

笹生優花はメジャー2勝目をねらう(撮影:ALBA)

<シェブロン選手権 事前情報◇19日◇ザ・クラブatカールトン・ウッズ(米テキサス州)◇6824ヤード・パー72>

2021年の「全米女子オープン」覇者・笹生優花が、2週間のオフを挟み今季メジャー初戦に挑む。先週ハワイで行われた「ロッテ選手権」はスキップし、「全体的に練習して、あとは休んでいた」。それもあり「元気です。いつも通り元気」と体調面の充実も強調する。

先週の金曜日に現地入りし、日曜日からは毎日ラウンドを実施。開幕前日も早朝から18ホールを回り、最終調整を行った。警戒すべきは「グリーンも小さく、ティショットも難しい」という点。「(距離が)長いし難しい。風も吹くけど、メジャーだから当たり前。グリーンは小さいから乗せるしかない。大きかったらピンがある場所から5~8ヤードで攻めるけど、そんなに厳しく攻めなくていいんじゃないかなと」と、まずはしっかりパーオンさせることを念頭に置く。

優勝スコアについては「あまり想定するのは好きじゃない(笑)」と、その時の状況に応じて目標を設定していくつもり。昨年までとコースが変わったため、大会の雰囲気はガラリと変わるが「コースを比べることはあまりしないけど、両方良いコース。ここも歴史があって、ラウンドできるのはありがたい」と話す。

今季は5試合に出場し、トップ10入り2度、20位台も2度といい春先を過ごせている。ここまでのドライビングディスタンスは269.42ヤードでツアー30位だが、6800ヤードを超えるコースとあって、その飛ばす力も大きなアドバンテージになりそう。「頑張ります。頑張るしかない(笑)」という言葉も普段通り。自然体のまま、初日のラウンドに入れそうだ。(文・間宮輝憲)

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