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四面楚歌? グレッグ・ノーマンがまたしても窮地に 新リーグ前夜祭会場がキャンセルへ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ノーマン(左)肝いりの新リーグの行方は果たして…?(撮影:GettyImages)

ロンドン郊外に『アレクサンドラ・パレス』という美しい宮殿がある。1862年のロンドン万国博覧会で使われた建物の解体資材で作られ、1873年に開場。149年もの歴史を持つグレードIIの会場は、劇場、コンサートホールなどとしてロンドンの人々に愛されている。

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この格式高い会場で今年発足する新リーグ「リブ・ゴルフ」の開幕戦(6月9〜12日・センチュリオンGC)ペアリングが発表される前夜祭が行われる予定だったのだが…そのアレクサンドラ・パレスが会場の提供を取りやめたと英テレグラフ紙が報じた。

アレクサンドラ・パレスの広報担当が「リブ・ゴルフのペアリング発表はこの会場では行われない。何度も開催の要請があったが受けないことにした。理由は伝えられない」とコメントしたのだという。その理由はリブ・ゴルフのCEOを務めるグレッグ・ノーマン(オーストラリア)の発言が発端であることは間違いない。

2週ほど前。開幕戦の開催コース・センチュリオンGCで行われたメディアデーでノーマンには、サウジアラビアの国、人権侵害や、とくに政府に批判的だったカショギ記者のトルコでの殺害事件についてサウジ皇太子が関与したとされる問題についての質問が欧米メディアから飛んだ。ノーマンは「誰だって間違いを犯す」と一蹴。「間違いから我々は学んで次へと進むだけだ」と返した。

この発言が大きく取り上げられた。「単なる間違い」としたノーマンは批判の的へとなり、ノーマンの側近だったはずの広報担当、ショーン・ブラッチェズ氏が「ノーマンの発言は容認できない」と即座に辞職する事態に発展した。

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