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山下美夢有の「60」を意識して「61」! 首位でアマVを狙う蝉川泰果がドライバーを多用する理由 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 宮本勝昌 -16 大槻智春 -16 蝉川泰果 -16 4 桂川有人 -15 岩崎亜久竜 -15 6 小田孔明 -14 B・ケネディ -14 稲森佑貴 -14 久常涼 -14 10 J・パグンサン -13 順位の続きを見る

アマチュアの蝉川泰果はドライバーで攻めきって「61」

アマチュアの蝉川泰果はドライバーで攻めきって「61」(撮影:佐々木啓)

パナソニックオープン 3日目◇24日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7113ヤード・パー72>

前日に国内女子ツアーで山下美夢有がツアー記録となる「60」をマークしたことを意識して、“その気”になったアマチュアの蝉川泰果(せみかわ・たいが 東北福祉大4年)が大爆発。1イーグル・9バーディの「61」をマークしてトータル16アンダーまで伸ばし、前日の33位タイから首位タイに浮上。史上6人目のアマチュア優勝をぐっと近づけた。

下部ツアーで勝った5人目のアマチュア 蝉川泰果のドライバースイング【連続写真】

いわゆる裏街道の10番から出た蝉川は、いきなり2打目を70センチにつけてバーディ発進。11番パー5で3メートルを沈めて連続バーディとすると、15番パー5では268ヤードの2打目を3番アイアンで1メートルにつけてイーグル。「あと4つぐらい伸ばしたいなと言っていたら、キャディが『いやいや今日は12アンダーなので』と言われて(笑)」。

33位タイで予選通過を決めた前日、女子の山下が「60」の12アンダーで回ったことを知った。今大会キャディを務める大学の1年後輩の中村凜さんに「俺も明日12アンダー目指すか」と話していた。そのことを覚えていた中村キャディは、4つ伸ばしていてもさらに発破をかけた。

17番パー3で10メートルを沈めて5つ伸ばして折り返す。後半も16番からの3連続を含む6つのバーディで「61」の完成。今大会の18ホールの最少ストローク記録(19年の石川遼の「62」を更新)であり、ツアーにおけるアマチュアの18ホール最少ストロークも2打更新した(2000年の宮里優作、19年の金谷拓実、同年の中島啓太。いずれも三井住友VISA太平洋マスターズでの「63」)。

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