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岩井姉妹が合宿先のタイへ出国 海外連戦に意気込み「2人で五輪に出たい」

合宿先のタイへと飛び立った岩井明愛(左)と千怜(撮影:ALBA)

2月5日、岩井明愛・千怜姉妹が合宿先のタイへ飛び立った。出発の前には、羽田空港で報道陣の取材に応えた。

史上初の姉妹プレーオフに、前代未聞の姉妹での最終日最終組。昨年、歴史に名を残したふたりのオフシーズンは多忙だった。「12月は仕事が多くて、クラブを握らない日もあったけど、今までより楽しいオフだった。去年頑張った結果だと思うので、頑張って良かった」とテレビ出演やスポンサーイベントなど、充実した時間を過ごしたようだ。

オフ期間の練習では、「ラウンドの中で、50~60ヤードのアプローチやパター練習を行った」とスケジュールの合間を縫って、シーズン中と変わらない練習を行うことができた。

海外遠征を通して吸収したいことについて聞かれると、「海外試合の雰囲気や、コースのコンディションを通して技術を吸収したい」と海外での活躍を見据える明愛に対して、妹・千怜は「(海外選手と)コミュニケーションをとって、友達をつくりたい」とコメントした。

今年1月に全日本空輸(ANA)とのスポンサー契約を結んだ2人は、機内での過ごし方について「英語字幕で洋画を見ている」「実写版シンデレラを英語字幕で5回見た」と、積極的に英語に触れていることも明かした。

タイでの合宿を終えれば、15日(木)から開催される「アラムコ・サウジレディスインターナショナル」で今年初戦を迎える。その後はタイにUターンして、米国女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」(2月22~25日)に参戦する予定だ。

「人でオリンピックに出る」という夢をかなえるためにも、この海外2連戦で上位に入って代表争いを優位に進めたいところ。「海外でもポイントを稼ぎたい」と意気込んで旅立った。

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