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前日“トリ”の8番は1Wで攻めてリベンジ 気温10度下がる中、岩井明愛「イーブンで回れてよかった」

初日の“リベンジ”にも成功。岩井明愛が最終日にコマを進めた。(撮影:福田文平)

<フジサンケイレディス 2日目◇22日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6457ヤード・パー71>

前週ツアー初優勝を遂げた岩井明愛は、初日「72」で31位タイと出遅れたが、この日は前日トリプルボギーを叩いた8番でバーディを奪うなど、3バーディ・3ボギーの「71」でラウンド。首位と7打差のトータル1オーバー・23位タイで最終日を迎える。

2日続けて向かい風が吹いた330ヤードの8番パー4。前日はティショットで3番ウッドを使用した。ツマ先下がりのラフからピンまで105ヤードの2打目は、フライヤーも手伝ってグリーンを大きくオーバー。崖下に落として“生還”までに3回かかり、6オン1パットのトリプルボギーを喫していた。

そしてこの日、岩井らしい攻めからリベンジを達成した。自らキャディに進言してドライバーを抜き、フェアウェイをキープ。ピンまで77ヤードの2打目を54度のウェッジで30センチにピタリとつけて、“お先”バーディでギャラリーを沸かせた。

前日よりも気温は10度ほど下がった。岩井は歩いている時にはダウンウエアを着て体を温めていたほど。「昨日より気温も低く、風もあったんですけど、耐えてイーブンで回ることができてよかった」と納得の表情を浮かべた。

第1ラウンドでボギーを叩いた17番パー3、ダブルボギーを叩いた18番パー4はともにパーで上がった。この日14番パー4ではボギーとしたが「グリーンが速いというか転がったので、明日は気を付けていきたい」。前日の反省を生かしてのイーブンパー。最終日も攻めのゴルフで巻き返す。

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