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大人気『パラダイム』に漆黒『NIGHT MODE』!少数限定モデルがカッコよすぎる件

パラダイム ナイトモードって?

キャロウェイは、自分好みに「カラーカスタム」が可能なメーカーとして知られている。歴代ドライバーで自分好みの差し色で楽しんできた“通”も多いはずだが、飛距離と安定性の両立という、“パラダイムシフト”を起こした『パラダイム』ドライバーに、リミテッドエディションが登場した。
 
それが『PARADYM NIGHT MODE LIMITED EDITION』だ。6月23日から少数限定発売の激レアドライバーは、漆黒のブラック仕様。通常の『パラダイム』のカーボンシャーシはネイビーだが、今回はブラックで、構えた時のアドレスビューも通常のネイビーと異なり締まったブラックに。

昔から、腕に覚えのある人ほど、黒く締まった見え方を好むゴルファーは多い。このリミテッドエディションも人と違うカッコ良さだけじゃなく、「パラダイムは魅力だけど、ネイビーはちょっと…」と敬遠していた人には、「待ってました!」の1本になりそうだ。
 
グリップ・シャフトも漆黒!

さすがリミテッドエディションだけあって、漆黒はアドレスビューだけじゃない。ヘッド後方のスライド式ペリメーターウェイトも通常品のゴールドと違ってブラック。グリップもゴルフプライド『MCCブラック/ブラック』で、ヘッドカバーもシックで真っ黒なスペシャル仕様だ。
 
ただし、少数限定ならではの難点も少々ある。ロフトは10.5°しか選べず、シャフトも日本のゴルファーにはほぼ馴染みがない、トゥルーテンパー『プロジェクトX HZRDUS BLACK GEN4 60』のS(6.0)のみで、スペックが選べないのだ。
 
が、腕に覚えのある人は、むしろ歓迎か。というのも、第4世代の『HZRDUS GEN4』は、その成り立ちからして実績十分で、今回の第4世代から、デュアルトーションデザインを採用。カーボン繊維の向きを緻密に管理し“動きがあるのにトルクをモデル毎に制御し、高い安定性”を実現している。
 
PGAツアーで常に使用率3位

プロジェクトX『ハザーダス』シリーズは2015年から始まり、前述の通り“第4世代”を迎える。PGAツアーファンなら当然、その高い使用率はご存知だろう。特に『ハザーダス ブラック』という、低打ち出し・低スピンが特徴のハードヒッター御用達モデルは、猛者たちの素速い切り返しに耐え、着実に信頼を積み上げてきた。
 
『ハザーダス』シリーズは、世界一のツアーで常時20人以上が使用。(若手が多い試合は40人近く)約15~25%もの使用率は、フジクラ、三菱ケミカルに次ぐ常時3位だ。今回の専用『HZRDUS BLACK GEN4 Night Mode 60』Sは、一般アマにも打ちやすい、中打ち出し・低スピンの中調子となる。

10.5°でも低スピンな『パラダイム』との相性も考え抜かれ、総重量316g、バランスD4、シャフト重量58gは、ヘッドスピード43m/s~46m/sくらいのゴルファーと相性が良さそう。また、ペリメーターウェイトでつかまりの調整も効くため、汎用性の高さは折り紙付きと言える。
 
米国ファンも98%が高評価

日本のゴルファーに、『HZRDUS BLACK GEN4』の馴染みがないのは当然だが、PGAツアーだけでなく、米国のアマチュアにも高評価だ。日本と米国では純正シャフトの設定が異なり、平たく言えば、日本仕様の純正は、ソフトでしなり量も多め。米国ではよりしっかりが好まれる。
 
『HZRDUS Gen4』のBLACK & SILVERは、米国でストックカスタムシャフトに初期から3種類も採用され、このシャフトと『パラダイム』の相性の良さに疑いの余地はないだろう。何しろ、米国のキャロウェイファンは『パラダイム』ドライバーに、98%が推奨レビューを投稿している。

5つ星のうち、星を減らす原因なのは「トルクレンチが付いてない」ことへの不満がメイン。それ以外の性能面では、飛距離アップミスヒットの強さに対して絶賛の嵐で、「キャロウェイのドライバーで過去最高」との喜びの声がいくつも確認できる。
 
オールブラックで精悍な『パラダイム ナイトモード』。はたして打つ人を選ぶのか? アナタにもフィットするのか? 少数限定にて、まずは、お近くの直営店やヴィクトリアゴルフなどで在庫を確認してから、店頭でチェックしてみてほしい。このカッコよさは、出遅れるとすぐ売切の予感が……。(実際、米国では発売後すぐSOLD OUTになっている)
 
Text/Mikiro Nagaoka

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