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伝統の新人戦に挑む本明夏 得意のアイアンショットで「出るからには優勝を目指したい」

新人戦に挑む本明夏は得意のアイアンショットで攻めのゴルフを展開する(撮影:福田文平)

<JLPGA新人戦 加賀電子カップ(96期生) 事前◇5日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6582ヤード・パー72>

明日6日から開幕する「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」は、今年から3日間競技へ変更されただけでなく、優勝賞金270万円、賞金総額も1500万円に増額された。今年は、昨年プロテストに合格した95期生と11月に合格したばかりの96期生の2期分が同会場、同日程で開催されるが、あくまでも95期生18人で、96期生19人がそれぞれしのぎを削る、別々の大会となっている。

11月のプロテストをトータル7アンダー・12位タイで通過した、96期生の本明夏(もと・あすか)は「“優勝”って言っていいのか分からないけど、出るからには目指していきたい」と、マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー「ツアーファイナル」の会場で明かしていた。

「新人戦はみんな同期の子たちで、上手い子ばっかり」と話すように、トータル17アンダーと圧倒的なスコアでプロテストをトップ合格した清本美波や、先日開催された「JLPGAファイナルQT」を首位通過したソン・ガウン(韓国)など粒ぞろい。「その中でもしっかり上位で戦えるようにしたいですね。負けたくないなって思います。頑張りたいです」と、闘志を燃やしていた。

ただ、他を意識しすぎて崩れれば本末転倒。「昔は順位ばかり気にしていましたが、今は自分のなかの目標を達成できるようにしたくて、新人戦でも毎日最低2アンダーくらいで回れたらいいなって思います」と、あくまで己との戦いに集中し、結果的にライバルたちを倒せればと考えている。

そんな本が得意とするのは「アイアンショット」。「アイアンが好きなので、アイアンで組み立てていきたい。しっかりピンに打って、3メートルくらいを決めきりたい」と、自分の長所を生かした攻めのゴルフを展開するという。ファイナルQTはトータル16オーバー・94位と悔しい結果に終わった本だが、“最初で最後の新人戦”でどんな結果を残すのか楽しみだ。

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