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2年に1度のビックイベント「ライダーカップ」 欧州のエース、R・マキロイがカップ奪回へ燃える

ライダーカップへ意気込みを語るローリー・マキロイ(撮影:GettyImages)

<ライダーカップ 事前情報◇27日◇マルコ・シモーネG&CC(イタリア)◇7181ヤード・パー71>

2年に1度のビックイベント“欧州と米国の対抗戦”「ライダーカップ」が、29日(金)から3日間の日程で開催される。競技方法はマッチプレーで、初日と2日目は午前がフォアサム(4マッチ)、午後がフォアボール(4マッチ)。最終日はシングルス戦が12マッチ行われる。ポイントは勝ちが1、引き分けは0.5で、3日間のトータルポイントで雌雄を決する。

欧州チームのエースは、今回で7度目の出場となるローリー・マキロイ(北アイルランド)。前回まで欧州チームの顔だったセルヒオ・ガルシア(スペイン)やイアン・ポールター(イングランド)らは主戦場をLIVに移したため、欧州ツアーのメンバー資格を放棄した。頼れるベテランたちが今年は不在。マキロイは欧州チームが今、”過渡期“にあると認めつつも、初選出された若手メンバーたちに期待を寄せている。

「今週は、ガルシアやポールターらがいないことを痛感するだろうし、寂しく思うだろう。でも、我々が今回連れてきた選手たちは素晴らしい選手になると思う。 ニコライ・ホイガード(デンマーク)、ルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン)らは僕たちのチームの未来であり、ライダーカップの未来だ」と話す。

欧州チームは、2週間前に開催コースのマルコ・シモーネG&CCで練習ラウンドを行った。「非常に重要な時間だった。 正直、これまでやったことがなかったことが信じられない。 練習ラウンドをしてコースに慣れ、コース外でもメンバーと一緒に過ごし素晴らしい機会になったと思う」と貴重な時間になったようだ。

マキロイは「今回のライダーカップに向けて、かなりいい状態になっているのは確かだ。そして今回は1点以上に貢献できると思う」と気合は十分。

マキロイや今年の「マスターズ」を制したジョン・ラーム(スペイン)、今年の米ツアー年間王者に輝いたビクトル・ホブラン(ノルウェー)の3人がエース格として引っ張る今年の欧州チーム。2018年以来となるホームでのカップ奪還を目指す。

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