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「輪厚は調子が良くなるきっかけをつくる」時松隆光が暫定ながら今季初の首位発進!

5年ぶりの勝利へ好スタートを切った時松隆光(撮影:米山聡明)

<ANAオープン 初日◇14日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7066ヤード・パー72>

時松隆光が8バーディ・1ボギーの7アンダー、「65」の暫定首位で初日を終えた。午前10時40分に降雨のためコースコンディション不良で競技が45分間中断。そのご競技が再開するも雨は再び激しくなり、午後1時21分にまたしても競技が中断。時松は再中断前の滑り込みのホールアウトだった。

そんな悪条件の中の好結果に、雨で「飛ばないのできつかったけど、パターが入ってくれました」と笑顔を見せた。

今季、時松は開幕戦から8戦目まで予選落ちと決勝ラウンド進出を繰り返し、その後4戦連続で決勝に駒を進めるも、今度は4戦連続で予選落ち。そして前週開催の日韓亜共催大会「Shinhan Donghae Open」では11位タイフィニッシュ。これまで出来不出来の波が激しいシーズンを送ってきた。それだけにこの日の好結果は、うれしかった様子。

「今年を振り返ると、調子は悪いです。なんとかしなくちゃいけないと、模索しながらやってきました。調子が悪くてもくじけずにやってきたので、結果が出るのが一番です」と、時松。「好結果が出せたのは、何か変えたのか?」と問うと、特に何かを変えたというのではなく「調子がよくなる大会なんです」と答えた。「理由は分からないのですが、ここにきたらよくなる大好きなコース。今年もよくなるきっかけをつくれたらと思っていました」という。

確かに2022年はこの大会で4位タイ、21年は16位タイだったが、19年17年と2位タイでフィニッシュしている(20年はコロナ禍で未開催、18年は北海道胆振東部地震の影響で未開催)。時松にとって相性のいいコースなのだ。とはいえ、「Shinhan Donghae Openで光が差してきたなと思ったけど、きょうはショットがバラバラでした。まだ安心はできないです」と、慎重に構える。

調子を落としている理由はさまざまにあるのだが、「5年前だったら寝ていたら疲れがとれていたし、お酒を飲んでも抜けていました。いまは全部が溜まってくる年齢。体と相談しながらやっていくことも大事だと思いました」と、今月7日に30歳の誕生日を迎えたばかりの体のことを思いやった。

初日は天候不良のため競技が順延したが、明日の2日目からは天気は回復していく予報。何かが変わる輪厚の地が時松に何をもたらすのか、目が離せない。(文・河合昌浩)

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