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岩井千怜が初完全V 迫り来る申ジエの足音に「来たな、と(笑)」

自身初の完全優勝で笑顔の岩井千怜(撮影:福田文平)

<宮里藍 サントリーレディス 最終日◇11日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6513ヤード・パー72>

岩井千怜が強敵を振り切った。5打のリードで迎えた最終日は5バーディ・1ボギーの「68」で回り、トータル23アンダーで自身初の完全優勝を遂げた。

決して楽な戦いではなかった。前半で2つ伸ばしたものの、“ファイナルラウンド・クイーン”こと申ジエ(韓国)が4バーディを奪う猛追。ハーフターン時点で3打差に迫られた。

岩井が10番でボギー、ジエが11番でバーディを奪ったことで、ついにその差は1打に。「正直、『来たな』と(笑)」。圧倒的リードがなくなり、考え方を“原点”に戻した。

「見ている人が楽しくなるようなゴルフがしたいと後半で思いまして、そこからピンに絡むようになりました」

その言葉通り、12、14、16番と持ち前のショット力を生かしてバーディ奪取。ジエ、そして昨年覇者・山下美夢有も懸命に追いすがったが、その差はみるみるうちに広がった。終わってみればトーナメントレコードのトータル23アンダー。5打差をつける圧勝だった。

今大会での勝利により、8月の海外メジャー「AIG女子オープン」(全英女子)の出場権をつかんだ。姉・明愛もメルセデス・ランキング上位の資格で全英チケットを獲得。「全米女子オープン」に続き、最強ツインズがイングランドに乗り込むことになる。

今年の目標は「勝てるだけ勝つこと。全英も可能であれば」と不敵に笑う20歳。海外への弾みをつけるべく、勢いそのままに勝ち星を積み重ねていく。

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