• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 「来季も優勝してお祝いしていただけるように」 涙のツアー初V遂げた吉本ひかるの祝勝会は笑顔満載 

「来季も優勝してお祝いしていただけるように」 涙のツアー初V遂げた吉本ひかるの祝勝会は笑顔満載 

吉本ひかるが所属するマイナビ主催の祝勝会にドレス姿で登場(撮影:山代厚男)

今年3月の国内女子ツアー「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」にて悲願のツアー初優勝を達成した吉本ひかるの祝勝会が、所属する株式会社マイナビの銀座オフィスで開催された。社員約100人が参加し、吉本の初優勝を祝った。

優勝までの道のりをまとめたオープニングムービーが会場で流された後、大きな拍手と祝福の声に迎えられて吉本が登場。「プロ初年度から所属契約していただき、やっと優勝を報告することができて嬉しく思います。今日はすごく楽しみにしていたので皆さんと楽しい時間を過ごせたらなと思っています」と挨拶し、代表取締役社長の土屋芳明氏から勝利を祝うメッセージとともに花束が贈呈された。

司会進行を務めた黒田カントリークラブさんと吉本のトークセッションでは、最終日のラウンドを振り返り、「9番で逆転されたことで、気持ちを切り替えられました。諦めずに最後まで自分のプレーをしようと10番から残りのホールをプレーしてました」と、普通であれば心が折れてもおかしくない状況で、強く気持ちを保てたことが初優勝につながったという。

また、ウイニングパットとなったプレーオフ2ホール目の「上りのフックライン」は、「1ホール目で短い距離だったのにショートしてしまって。絶対にショートしないようにしっかり打ったら入りました」と、ここでも吉本の強心臓が光った。

しかし、社員からの「緊張した場面で集中するコツは?」と問われると、「緊張はめっちゃするんです私も」と意外な回答。「でも、緊張していることを受け入れて、目の前のことに全部を集中させます。それと怒りやすくて、結構“いらち”(関西の方言で怒りっぽい人)なので。そういうときも、包み隠さず怒ります。お姉ちゃんがキャディなので、文句言ってますね」と、独特のメンタルコントロールの方法を明かした。

その後、じゃんけんに勝った社員3人と、今季平均パット数5位に輝いた吉本とのパター対決も。「練習では全部入ったんですけど…」と5球中2球とまずまずな結果となり、3球を入れた女性社員に負ける形となってしまった。“いらち”だと明かしていただけに、怒るかと思いきや「楽しかったです」と満面の笑み。「交流できて楽しかったですし、こういった機会はなかなかないので嬉しかったです」と、祝勝会を満喫した。

そんな吉本の来季の目標は「複数回優勝とメジャー優勝」。このオフは「全体的なスキルアップとドライバーショットをもう少し不安なく打てるように。緊張すると曲がったりするので、コーチと話し合って、考えてやりたいなと思います」と、以前から課題に挙げるドライバーを中心に取り組む。と、その前に「ゴルフを忘れて家族で海外旅行してきます!」と、南国でのバカンスで気持ちをリフレッシュさせる計画も明かす。

「今日は集まっていただきありがとうございました。来季も優勝してお祝いしていただけるように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします」と、来季の活躍を誓い、会を締め括った。

関連記事