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脇元華は初の全米女子オープンに「記念大会で、思い出深い」 初出場者8人の意気込み

記念撮影をする脇元華(撮影:ALBA)

<全米女子オープン 事前情報◇5日◇ペブルビーチGL(米カリフォルニア州)◇6509ヤード・パー72>

プレーオフまでもつれ込んだ日本の最終予選会を突破して出場権を得た脇元華は「全米女子オープン」に初参戦。男子ツアーも行われている名門・ペブルビーチGLで女子のメジャー大会が行われるのは初めてのこと。「名門感が出ていますよね。記念大会で、思い出深いな~と思うと、あのプレーオフで通って良かったです」と大舞台に立っていることに胸を張る。

実際にコースに来てみると、グリーンが想像していたものよりも小さいというのが第一印象。「4カ所も切るところあるの? みたいな(笑)」という極小グリーンは、とにかく乗せることだけを考えていく。「目指せ70。でも60台を出せるようにしたい」とアンダースコアで回ることが、難しい初メジャーでのひとつの目標だ。

収穫、そして課題。ここで得られることを全力で吸収する。「自信をつけていきたい。最低は予選通過、そして上を目指していきたいです」と意気込みながら、最高の手土産を持って帰るつもりだ。

脇元のように、日本ツアーを主戦場とする選手は10人が出場。今季4勝を挙げる山下美夢有は昨年の「AIG女子オープン」(全英)に続くメジャー2試合目で、「全米女子オープン」は初出場。「もう全然違う。全英は曲がってもフェアウェイが広いけど、ここは正確なショットを打てないとなかなかチャンスにつく回数が少ない」とコースの難しさを話すも、「いまの(自分の)レベルがわかると思う」と日本の“女王”はその力を発揮するための準備を整えている。

昨季“プロナンバーワン決定戦”の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」を制した川崎春花にとっては初の海外メジャー。最近は調子が良くなかったが、渡米直前にいい感覚を取り戻し始めている。ペブルビーチは「そんなに嫌いじゃない」と印象も悪くない。「この場にいられるのがうれしいんですけど、結果もしっかり残したい」と、初めての大舞台に挑む。

【その他の初出場選手のコメント】
■岩井明愛&千怜 ※双子の同時出場は大会初
明愛「2人で海外メジャーに出れるということはすごいうれしいことなので、2人で予選通過して頑張りたいと思います。トップ10目指して頑張ります」

千怜「2人で出れるのはうれしいことですし、しかも海外のメジャーということで、こういう大きな舞台に立つことが本当にうれしいです。見ている人がわくわくするようなプレーを目指して頑張ります」

■佐藤心結
「すごいやりがいのあるコースっていうか、楽しいなっていう感じです。ちょっと大舞台すぎて緊張してますけど。でも幸せを感じながら、楽しみながらプレーできたらと思います」

■木下彩
「このコースは無理かもしれん(笑)。トップ10にも行ける気がしない。でもやる気はある。日本とコースが全然違うので、上位に行くのはたぶん難しいと思う。でもとりあえず、がむしゃらに頑張りたい。いい経験だと思って」

■小宮千鶴(南山学園聖霊高3年) ※日本勢ウェイティング1番手からの出場
「2~3週間くらい前に入りそうという連絡はありました。出られるチャンスはあるから準備しておいてという話を聞いていたけど、もやもやしていました。(正式な発表があり)実際にコースに来てホッとしました。ベストアマを目指して4日間回れるように頑張りたいです」

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