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衝撃作! 『AXEL GF』に搭載された国産メーカー初“カーボンフェース”の実力とは?

チタンフェースのドライバーと性能比較

今回のテストでは、カーボンフェースの効果をより詳細に分析するため、とある実験を行った。それは、『AXEL GF』と同じ「ノンフレームカーボンボディ」のヘッドで、フェース部分だけチタンで作れた試作品のドライバーとの打ち比べを行ったのだ。結果は以下の通り。

「この実験は本当にやってみたかったことなので、すごく興味深かったですね。もしかしたらチタンフェースの方が、結果が出るかも…と考えたりもしましたが、打ち比べると違いは歴然です。ヘッド構造が同じなのでスイングするフィーリングは似ていますが、弾道が全然違いました。打ち出しは高くなりますし、前に伸びるので平均して7〜8ヤードは飛距離差が出ています」
 
特に顕著だったのは、ミスヒット時の飛距離差だ。
 
「チタンフェースは芯を外すと飛ばなくなりますね。下めに当たったら、打ち出しが低くなって、キャリーが落ちました。まあ、これが普通なんですけどね。ボディがいいからミート率はそこまで落ちていませんが、トータル飛距離は約10ヤード落ちました。カーボンフェースでは、同じくらい打点がズレても240ヤード以下にならなかったので、寛容性という意味でものすごい差がありますよ

「改めて、カーボンフェースとチタンフェースだと構えた感じもフィーリングも全然違います。カーボンフェースはヘッドのシルエットがキレイに見えて、すごく構えやすいですし、
打感も落ち着いています。その上でちょっと締まった高めの打球音で、ボールがフェースに乗ってくれます。やっぱりすごいですよ、カーボンフェース」

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