西村優菜が故郷・堺市に100万円を寄付 「地元が少しでも笑顔に」

住友生命保険 堺支社支社長 宮武 浩介氏(左)、西村優菜(中央)、堺市の永藤英機市長(右)(撮影:福田文平)

今季米国ツアーでプレーした西村優菜が出身地の大阪府堺市へ寄付を行い、23日には堺市役所で行われた贈呈式に出席した。

西村はスポンサー契約を結ぶ住友生命保険とともに、「子育て支援」「地球環境の保護」を重点分野にした社会貢献活動のひとつ『西村優菜 Birdie Donation for Future Supported by 住友生命』に取り組んでいる。

これは西村が出場したトーナメントにおいて、優勝したツアー数、そしてバーディー、イーグル、ホールインワンを獲得した数に応じてポイントを積み立て、子どもたちの支援、環境保全に役立てるというもの。今回は100万円を寄付した。

住友生命の関係者とともに出席した西村は、堺市の永藤英機市長に「地元が少しでも笑顔になってもらえることに貢献できてうれしい。これ(寄付)を1年モチベーションにして頑張ってきたのでうれしい限りです」と挨拶した。

これに対し永藤市長は、「子どもたちの将来の可能性のために使わせてもらいたい」と約束。西村、住友生命には感謝状が送られた。また市長からは「アメリカと日本の文化の違いがプレーに影響することは?」という質問もされ、それに西村が「日本は自分のプレーに集中して、それもいいけど、アメリカはみんなフレンドリー」と答えるシーンなど、和やかなムードだった。

この取り組みは今年が2年目。昨年は、公益財団法人日本環境協会の『こどもエコクラブ事業』に寄付され、今年3月には贈呈式が行われた。今回は生まれ育った場所に貢献。「やっと地元に寄付ができたのがうれしい。地元が好きですし、温かくてホッとする」と話した。

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