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月曜順延 渋野日向子にとって「恵みの雨」?【舩越園子コラム】(No.164189) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 キム・イェリム -3 2 コ・ジンヨン -2 A・オルソン -2 4 渋野日向子 -1 5 M・カン +1 6 インビー・パーク +2 イ・ジョンウン6 +2 M・ジュタヌガーン +2 9 A・ジュタヌガーン +3 K・パップ +3 順位の続きを見る

一息つく時間は渋野日向子(左)にとって恵みとなるか?

一息つく時間は渋野日向子(左)にとって恵みとなるか?(撮影:GettyImages)

全米女子オープン」最終日は、単独首位で臨む渋野日向子のスタート20分ほど前、現地時間13日午前9時10分(日本時間14日0時10分)に雷雨のためサスペンデッドになり、月曜日へ繰り越されることが決まった。

今大会もキレキレ! 渋野日向子の2020年ドライバースイング【連続写真】

天気予報では、雷雨は日曜日の午後には収まるとされていた。大量の降雨でコースはどこもかしこもすっかりぬかり、ボールには、かなり泥がつくことになるが、「それでも、プリファード・ライを採用すれば、午後から最終ラウンドを再開できるのでは?」という声もあがっていた。

だが、プリファード・ライを決して採用しない全米ゴルフ協会(USGA)は、そうした声を今回も却下し、マンデー・フィニッシュを決めた。

プリファード・ライとは、別名「リフト、クリーン&プレース」のこと。地面が雨でぬかり、ボールに泥がつくコンディション下では、ボールを「拾い上げ、拭いて、置く」ことを許可するというローカル・ルールで、米ツアーでは頻繁に、ほとんど当たり前のように採用されている。

だがUSGAはプリファード・ライを全米オープン全米女子オープン、全米アマといったチャンピオンシップの大会でこれまで1度も採用したことがなく、今回も「我々はコースの状態を注視している。(たとえ雷雨が収まったとしても)、ゴルフルールの下でプレーができない状態なら、プレーできる状態になったときに再開する」という決断を下した。最終ラウンドが月曜順延になった背景には、そんな事情があった。

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