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ゴルフ『緑の甲子園』個人の部女子 荒木優奈が団体戦に続く2冠「将来は海外メジャーに」

団体戦に続き、個人戦でも優勝を果たした荒木優奈(撮影:山代厚男)

<Sky presents 2023年度全国高等学校ゴルフ選手権大会 文部科学大臣旗争奪 第67回個人の部女子 最終日◇9日◇サンヒルズカントリークラブ イーストコース(栃木県)◇6241ヤード・パー72>

サンヒルズCCウェストCで行われた、緑の甲子園こと「全国高等学校ゴルフ選手権 個人の部女子」。最終日は雷雲や落雷の影響で午前11時40分過ぎに競技が中断し、そのまま試合終了となって初日の成績で競技が成立した。9アンダーで初日首位タイにたった荒木優奈(日章学園3年)が委員会規定(マッチングスコアカード方式)により、団体戦に続いて勝利をつかんだ。

「中止になったのは悲しいですが、個人戦でも優勝できたのはすごくうれしいです」と複雑な胸中を語ってくれた荒木。個人戦の初日は、団体戦での好調なプレーを持続し理想的な出だしとなった。

「インスタートだったのですが、11番から5連続でバーディが取れたんです。そこから一気に波に乗れましたね。前半の最終のロングホールも、2打目がたまたまグリーンに届いてパットが上手く決まってイーグル。ここも、めっちゃラッキーでした(笑)。結果的にハーフでの自己ベストが出たので、後半は調子に乗り過ぎないように気をつけてプレーしたんです。それでもボギーを打ってしまいましたが、全体的にはいいラウンドだったと思います。最終日も最初から積極的に攻めていきましたけど、悪天候は仕方ないです」と個人戦でのプレーを振り返った。

JGAナショナルチームに所属し、すでに海外でも活躍している荒木。今後はプロテスト合格が第一の目標だ。「まずは合格して、QTを上位通過したいです。そしてJLPGAのツアーに出場することが目標です。将来的には海外メジャーなどにも挑戦したいですね。そのために難しいコースでの判断力や、アプローチでのリカバリー技術などをレベルアップしたいです」と前を向いた。

初日に荒木と同スコアを出したものの、マッチングスコアカード方式により惜しくも2位となったのが長澤愛羅(ルネサンス1年)。「できれば最後までプレーしたかったです。天候なので仕方ありませんが…。初日はベストスコアが出せてすごくいいプレー内容でした。ドライバーからパターまで全部が噛み合った感じです」。

それだけに、最終日の中止が悔しい。「最終日は荒木優奈ちゃんと同組でラウンドできることが楽しみでした。いい勝負ができればと思っていたんですが…。来年は優勝を目指して頑張ります」と気持ちを切り替えていた。

1打差の3位タイには神谷桃歌(聖霊3年)と祗園美衣菜(岡山理大附2年)が入った。長澤と同様、初日に自己ベストの「64」を記録した神谷は、「初日はボギーもなくていいプレーができました。しかし、最終日は苦しい内容で前半でボギーを2つ叩くなど、スコアを伸ばすことができなかったんです。何とか流れを変えたい…と思っていた矢先に中止になってしまい残念でした。今後は日本ジュニアなどに出場して、プロテストも受ける予定です。憧れの上田桃子さんのような選手になりたいです」と抱負を語ってくれた。

高校を卒業してからも荒木や神谷は、次のステージで再び熱戦を見せてくれるに違いない。

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