• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 誰もいない開幕戦の舞台 未曾有の事態のはじまり【2020カメラマンが見た名シーン】(No.164897) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

誰もいない開幕戦の舞台 未曾有の事態のはじまり【2020カメラマンが見た名シーン】(No.164897) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

誰もいない開幕戦の舞台はどこか寂しげ(撮影:村上航)

コロナ禍の中で終えた2020年は、世界各ツアーが中止、中断、延期を余儀なくされた。試合数こそ少ないものの、今年も各試合でさまざまなドラマが誕生。その中から印象に残った名場面を、現場カメラマンが選定した。今回は村上航カメラマンが、国内女子ツアーで最初に中止となった「ダイキンオーキッドレディス」を回顧する。

渋野日向子が「えっ!?」【2020年名場面】

ここまでの事態になるとは誰が予想しただろうか。19年12月に中国から報告された新型コロナウイルスは、その後、瞬く間に全世界に拡大。それは日本の女子ツアーにも大きな影響を及ぼした。20年2月19日には国内女子ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスの無観客試合が決定。そしてその9日後、政府が大規模イベントを自粛すべきとの見解を示したこともあり中止の発表がなされた。

そこからは次々と各大会が中止に。結局、6月まで“開幕”を待たなければならなかった。その後も中止とする大会もあり、最終的に予定されていた37試合のうち、23試合が開催できなかった。

ダイキンの中止が決まった時、村上カメラマンは早めに沖縄入りしていたため、その会場となるはずだった琉球ゴルフ倶楽部にいた。

「本当はこの日から取材が始まる予定でした。例年開幕戦とあって、選手も早くから現地に入り、たくさんの取材があります。ですが、今年はそれも叶いませんでした。とはいえ、このときはここまで長くなっておらず、せいぜい1〜2カ月で落ち着くだろうと考えていました。それが、こんな状況になるとは夢にも思っていませんでした」(村上カメラマン)

関連記事