後半4バーディの猛チャージ、世界アマ1位の中島啓太が奮起 アマ4人が6位Tの好発進 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 大西魁斗 -5 岩田寛 -5 3 今平周吾 -4 T・シノット -4 B・ヘンソン -4 6 K・コボリ -3 中島啓太 -3 桂川有人 -3 星野陸也 -3 池田勇太 -3 順位の続きを見る
中島啓太が6位タイ発進(撮影:鈴木祥)
<アジアパシフィックオープンゴルフ ダイヤモンドカップ 初日◇12日◇大洗ゴルフ倶楽部 (茨城県)◇7163ヤード・パー70>
「追いつけてよかった」。中島啓太(日体大4年)はプレー終了後、一息ついた。世界アマチュアランキング1位に君臨する王者は、初日を3アンダーで回り、6位タイ発進。「アンダーパーで回れたのはうれしいけど、耐えられた感じ」と、手放しで喜ぶわけにはいかない。
リーダーボードを見れば、3アンダーグループに中島を含めアマチュアが4人。ニュージーランド勢の2人と小林大河(日大1年)が並んでいる。先陣を切って好スコアで回ったのがカズマ・コボリ。日本で生まれて5歳の時にニュージーランドに移住。世界アマチュアランキングは83位で「将来は日本でプレーしたい」と語る20歳だ。
そのコボリのスコアを見ていた中島。コボリとは海外試合の場で知り合った仲で「久しぶりに会えた」というライバルの存在が奮起のきっかけになった。前半を1ボギーとしたが、後半に4バーディ。一気にスコアを戻し、貯金をつくった。
アジアンツアーとの共同主管大会は、アジア太平洋地域の競合アマチュアも推薦で出場している。そのなかで実力と前評判どおりの結果で18ホールを終了。今年はJGAナショナルチームのキャプテンにも就任して、学生最後の年を迎えている。昨年の大活躍を超える成績を残すためにも、「楽しんでベストを尽くす」という姿勢を崩さずに、2日目も戦う。
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