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“左用クラブ”3本のスイッチヒッター 高橋慧が『左打ち封印』を示唆 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

高橋慧のバッグには左用の7、8、9番アイアンが入っているが、これが見られなくなるかも(撮影:佐々木啓)

ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 事前情報◇20日◇PGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)◇7071ヤード・パー71>

マンデートーナメントを通過して今大会の出場権を獲得した24歳・高橋慧。彼は左右両打ちのクラブを使いこなす異色のプロゴルファーだ。ウッドとユーティリティは右打ち。アイアンは5、7、9番の奇数クラブが[スイッチヒッター、高橋慧の右打ち&左打ちスイング【連続写真】]()

「一回話題を作ったので、いったん終了しようかなと思っています」。もともと右利きの高橋は、8歳のときに右打ちでゴルフを始めたが、「誰にもマネできないプロを目指せ」という父親の教えで両打ちを練習するようになった。ここまで左右両打ちゴルファーとして名前を売ってきたが、本人のなかでは「両方はいらないかな」と右打ちに専念したい思いがある。

現在は3本の左用のクラブが入っているが、今大会では左用の7番アイアンを抜き、右用の6番アイアンを入れ、左用のクラブを2本にする予定だ。「1試合で1本減らしていけば、あと2試合でなくなる。5月には右用のクラブしか入っていないと思います」と笑う。

「左右両打ちといえば高橋慧」と認知されるようになったが、話題性以外に左打ちのメリットはあったのだろうか。「ティショットで林に入ることが多かったので、脱出には便利でしたよね。右で打てない状況でも左では打てますから。でも、今回みたいな広いコースでは左用のクラブは要らないですよね」と高橋。野球のスイッチヒッターのように、調子がいいほうで打てるのもメリットだろう。

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