【日本代表】パラグアイに敗れ大会4位でフィニッシュ

9月17日、ブラジル・ソロカーバで開催中の国際親善大会「Futsal Nations Cup」の3位決定戦が行われ、日本代表はパラグアイ代表と対戦した。

同日の18時間前にイランとの準決勝に0-2で敗れた日本は、パラグアイを相手に先制するなど善戦したが、最後はリードを広げられて3-7で逆転負けを喫した。日本時間14日に初戦を迎えた日本は、3日間でグループステージを含めた4試合を戦い、4位で大会を終えた。

清水和也が2得点も一歩及ばず

パラグアイとの決戦は、序盤から打ち合いの展開となった。日本は、GKに黒本ギレルメ、FPに清水和也、内田隼太、堤優太、石田健太郎の5人でスタートするといきなり試合を動かす。

開始56秒、石田の右サイドのキックインから中央の内田が決めて幸先良く先制に成功した。しかし3分、右サイドを崩されすぐに追いつかれてしまう。ただその28秒後には右サイドの石田から中央に入ってきた清水が右足を振り抜いて左隅へ決め、すぐさま勝ち越した。

4分、日本は原田快、金澤空、吉川智貴、伊藤圭汰の2ndセットに移行すると、その時間帯で失点してしまう。6分、中央まで持ち上がってきた相手GKに強烈な左足シュートを浴び、再び同点に追いつかれた。

その後、8分からは平田・ネト・アントニオ・マサノリ、逸見勝利ラファエル、山中翔斗、上村充哉の3rdセットへ。しかし9分、相手右サイドの1対1から見事なループシュートを決められ、この日初めて勝ち越しを許した。

日本はその後もセットを組み替えながら戦っていく。14分には内田が左サイドから得意のカットインシュートで狙ったシュートがポスト右上隅をたたくなどチャンスをつくっていた。それでも17分、相手のタイムアウト直後、右→中→左と流れるような連係から低い弾道のシュートを決められてしまう。日本はリードを2点差に広げられて試合を折り返した。

迎えた第2ピリオド、立ち上がりは第1ピリオドと同様の1stセットでスタートした日本だが、22分に失点してしまう。右からのフィニッシュを一度は守護神・黒本が防いだものの弾いたボールを押し込まれた。その後、日本はセットを崩し、メンバーを入れ替えながらゴールを狙っていく。

迎えた33分、中央で前を向いた清水が強烈なミドルを突き刺し、ようやく1点を返すことに成功。しかし40秒後、またしても失点してスコアは3-6に。

まずは1点ずつを返したい日本だったが、最後までパワープレーは使わずに勝負を進める。そして残り22秒にも失点を許してタイムアップ。南米の強豪相手に強度の高い試合を見せたがあと一歩及ばず、日本は4位で大会を終えた。

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Futsal Nations Cup 大会日程・結果

グループステージ
9月14日(水) 8:00 日本 0-2 ブラジル
9月16日(土) 3:00 日本 2-1 サウジアラビア
ノックアウトステージ
9月16日(土) 21:00 5位・6位決定戦 コロンビア vs サウジアラビア
23:00 準決勝① ブラジル 6-2 パラグアイ
9月17日(日) 1:00 準決勝 日本 0-2 イラン
19:00 3位決定戦 日本 3-7 パラグアイ
22:00 決勝 ブラジル vs イラン

※いずれも日本時間

[参加国]
ブラジル、パラグアイ、コロンビア、イラン、サウジアラビア、日本

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