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【卓球】GAUZY SL OFFの性能を徹底レビュー フランスの”ファンタジスタ”モデルのパワー系ラケット

フランス代表として世界選手権でベスト8に入るなど数多くの国際大会で活躍し、中陣からのダイナミックなラリー戦や「ヴィアグロ」と呼ばれる逆チキータなどの多彩な技で卓球ファンを魅了するシモン・ゴジ。2019年1月にはandro(アンドロ)と契約を結び、11月にはシモン・ゴジの名を冠したラケットが、3本リリースされました。

今回はその中でも『GAUZY SL OFF』にはどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのか、詳しく見ていきましょう。

『GAUZY SL OFF』とは?

『GAUZY SL OFF』はandroがシモン・ゴジと共同開発し、2019年11月に発売された木材7枚合板のスウェーデン製ラケットです。ラケットの表面には、家具にも使われる黒檀を使用しています。

グリップはFL(フレア)、ST(ストレート)、AN(アナトミック)、中国式の4種類が販売されています。板厚は6.2mm、ブレードサイズは157×150mm(縦×横)、グリップサイズはFLが100×26㎜、STが100×28㎜、ANが100×28㎜、中国式が82.5×27.5㎜となっています。

平均重量は90g(中国式は82g)で、かなり重めの部類に入ります。

『GAUZY SL OFF』の特徴

ここからは『GAUZY SL OFF』の特徴を詳しく見ていきましょう。

特徴①:抜群の破壊力

『GAUZY SL OFF』の特徴1つ目は、抜群の破壊力です。

『GAUZY SL OFF』はラケットの平均重量が90gが重めで、自分で振った分だけボールに威力が出ます。スイングスピードが速くすると、暴れてうねるようなボールを出すことができます。

特徴②:直線的な弾道

『GAUZY SL OFF』の特徴2つ目は、直線的な弾道です。

『GAUZY SL OFF』は木材の中ではかなり弾みます。弾道が直線的になるため、コート深くに刺さるようなボールは相手にとってかなり驚異となります。

特徴③:台上技術がやりやすい

『GAUZY SL OFF』の特徴3つ目は、台上技術がやりやすいことです。

『GAUZY SL OFF』は木材合板なので特殊素材よりも球持ちが良いです。そのため硬い打球感にもかかわらず台上はしっかり止まってくれます。
また、表面材が硬いことで台上において相手の球威に押されにくいというメリットもあります。

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