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【卓球】粒高ブレードの性能を徹底レビュー 攻守に万能なペン粒特化ラケット

「Nittaku(ニッタク)」は、日本卓球株式会社の卓球ブランドです。昭和22年の設立以来、世界中の卓球プレーヤーから高評価を受けています。

今回は、そんなニッタクが製造販売しているペンホルダー用ラケット『粒高ブレード』にどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのか、詳しく見ていきましょう。

『粒高ブレード』とは?

『粒高ブレード』は、2023年4月にニッタクから発売された木材5枚合板で日本製の中国式ペンホルダーラケットです。ペンホルダーの表面に粒高ラバー、裏面に裏ソフトラバーを使用し、主に粒高の特性を活かして前陣で相手を揺さぶるプレーを得意とする戦型、いわゆる「ペン粒」と呼ばれる戦型の選手のために作られたラケットです。

板厚は5.3mmと薄めで、ブレードサイズは158×150mm(縦×横)、グリップサイズは82×21㎜となっており、平均重量は76gとなっています。
グリップが平たく設計されており、打球時に角度を作りやすくなっています。ニッタクの基準では、スピードは「スロー」、打球感は「ソフト」となっています。

『粒高ブレード』の特徴

ここからは『粒高ブレード』の特徴を詳しく見ていきましょう。

特徴①:強打に対する衝撃吸収能力

『粒高ブレード』の特徴1つ目は、強打に対する衝撃吸収能力です。

『粒高ブレード』柔らかい合板は弾みを抑え、相手の強打に対して非常に効果的に衝撃を吸収します。これは、相手が強力なスマッシュやドライブを繰り出してきた場合でも、自分のブロックを安定させ、コントロールを維持するのに役立ちます。

特徴②:優れたコントロール性

『粒高ブレード』の特徴2つ目は、優れたコントロール性です。

『粒高ブレード』は素材が柔らかめでほどよい弾みを持つため、優れたコントロール性を備えています。この特性により、プレーヤーは狙ったところにボールを返すことが容易で、攻撃と守備の両方で確実なプレーが可能です。自分のスタイルに合わせて攻守を柔軟に対応できます。

特徴③:回転をかけやすい

『粒高ブレード』の特徴3つ目は、回転をかけやすい点です。

『粒高ブレード』は板厚が薄くしなりやすい設計となっており、球持ちが良くなりボールにスピンをかけることが容易になります。
特に粒高ラバーを使用する際には粒を倒れやすいので、相手に対してトリッキーな回転ボールを打つことができます。

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