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日本蹴球界で輝きを放ち続ける2人の背番号18!石川直宏×小野大輔対談

フットサル・小野大輔選手が交友の深いスポーツ選手と対談するこの企画。第1弾の小野伸二選手に引き続き、第2弾ではFC東京・石川直宏選手をお迎えし、2人の対談をお届けする。

両選手は代表として活躍した経歴を持ち、日本を代表するプレーヤーであるが、同じく怪我で離脱していた時期も長い。年齢こそ違うものの、一流選手として通じ合うところがあるようだ。今回も他では聞けない、両選手のトークに注目!

2人の出会いと意外な接点

小野**:**まずは俺との出会いのところから話していこう。

石川**:**出会いはたしか、取材の時ですよね。(小野選手の)存在自体は前から知っていましたけど。年末に芸能関係の方などが集まって、フットサル大会をやった時に『スペイン帰りの小野っていうのが来るから』と聞いていました。かなり前のことですね。

小野**:**2010年くらいのことだったかな。

石川**:**結局その日は小野くん、来なかったんですけど!だから実は出会いはその時じゃないっていうね(笑)

小野**:**その1年後くらいに俺が小平のFC東京グランドにテレビの企画で行ったのが、本当の出会いだったかな。FC東京とフットサルの番組が連続した時間帯にやっていて、その企画で。当然前から俺も直宏の存在は知っていて、共通の友人も元々多かったんだよね。

石川**:**そうだ!小野くんはまだ府中(アスレティック)にいた時でした。

小野**:**そこから俺が100回、101回…とメールしていって、たまーに暇すぎる時に返信もらえるのを拾っていったわけ。

石川**:**めっちゃ俺、上から目線じゃないですか!結構マメだと思いますけどね、俺。

小野**:…**ウソです、ちゃんと返信してくれています(笑)元々共通の友人だった高木とか、他にも直宏の友達と違うところで俺が繋がっていたりしていたんだけど、明確にどこから仲良くなったかまでは覚えてないな。

石川**:**(小野選手から)試合に来てね、とチケットをもらったりもしていたんですけどね。

小野**:**でも何年も前の使えないチケットを渡してたんだけど(笑)

石川**:**結局府中で行けず、湘南で行けず、今度の浦安では絶対行こうと思っています。

小野**:**俺は結構味スタ(味の素スタジアム・FC東京のホーム)には観に行っているんだけどね。

石川**:**でも実は昨日、舞浜(浦安市)に行ってたんですよ。…ディズニーランドに行くために。

小野**:**何それ!今初めて知ったんだけど。キレそう(笑)

石川**:**本当は小野くんと飯行く約束してたんです。

小野**:**約束はしたけど曖昧な感じだったよね。まぁすっぽかされたんだけどね(笑)

石川**:**でも浦安は知っている人も多いし、試合観に行こうと思っていますよ。

小野**:**俺もまた直宏の試合観に行こうと思っているけど、実際選手にチケットってなかなかお願いしにくいじゃないですか…来週のチケットお願いしてもいい?(笑)あと駐車場の確保も。

とはいえ直宏は熱いところもあって、うちのスクールの生徒のためにFC東京の選手みんなのサインを集めてくれたり、試合でエスコートキッズやらせてくれたりして…偽善とはいえ、いろいろやってくれたよね。

石川直宏、小野大輔

石川**:**いやいやいや!偽善じゃないです(笑)

選手ですからピッチの上で表現していくことが一番大切ですけど、自分が発する言葉や、その他の行動の部分でも喜んでくれるファンやサポーターがいるなら、それはやっていきたいと思っています。

怪我やコンディションの良し悪しなどもあるので、もちろんいい時ばかりじゃないですけど、そうやって言葉にして発したり、行動している方が気が紛れたり、周りから逆にパワーをもらえたりするんですよね。ネガティブな時こそ外に目を向けることは大切かなと考えています。

そういえば僕らは背番号に関してもちょっとした接点があったんですよね。

小野**:**俺は府中の頃から18番なんだけど、湘南の方も空いてたから、移籍後もその番号を付けることにしたわけ。でも移籍の前の年までは埋まってて、実はそれまで付けていたのが直宏の弟(石川貢)だったのよ。

石川**:**弟は1年Fリーグでプレーしていました。もう一人下(石川扶)がいて、松本山雅でGKをやっていました。1年目はあいていたこともあり18番を付けたのですが、その後18番はフィールドプレーヤーの番号となったので、2年目からは別の番号を付けていました。

僕は初め、マリノスで28番で、その次に空いていた18番を付け、FC東京に移籍した時は36番でした。次の年に18番が空いたので、36の半分の数だからということで付けて、今に至ります。

大きな怪我を経験した二人。その試練との向き合い方。

小野**:**俺も怪我している時期が長かったし、同じ膝をやっていたから、その間の精神的な部分の考え方については実は直宏の影響が大きいかもしれない。怪我している時こそ、パワーアップの期間であるという発想とかね。サッカー選手がそう思っているんだから、フットサル選手もそれに負けないくらいの気持ちを持っていないといけないと考える機会になったから。

石川**:**それ、初めて聞きました。

小野**:**実際、サッカー選手ってどう考えているんだろう?と思うこともあるけど、なかなか本当のところは分からない。実は辛いのに、それを見せないようにしているのかもしれないわけで。

俺が直宏のお見舞いに行った時もスーパーサイヤ人のお面を着けて『パワーアップしてる!』とか平気で言うし!

ただ、そういうところを見ると復帰後の明るい未来を描けているのかな、とこちらも思える。

直宏の怪我の状態はどのくらいまで来ているの?

石川**:**6〜7割くらいの状態ですかね。でも怖さがいつ取れるのか、という問題もあるので、時間はかかってしまうものです。

石川直宏、小野大輔

小野**:**やっぱりプレーしたくてウズウズするもの?

石川**:**ウズウズし始めると辛くなるから、そうならないようにコントロールしていますね。反面、それができてしまうこと自体が嫌だったりもすることがあります。差し引きして、いい精神状態ではあると思います。

小野**:**なるほどね。こういう細かい部分だけど、共感できるところが多いから俺は直宏のことが好きなんだと思う。

俺の場合、よく変なところでプライドが高いと言われるんだけど、チームメイトや同じくらいの歳のフットサル選手にこういうプレーや怪我についての話はあまりしないんだよね。

石川**:**僕は割と逆かもしれないです。自分のことを隠せないんです。それなら出してみて、周りの反応を見ようと。

石川直宏、小野大輔

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