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シンデレラ譲りのバウンスバックで新人戦V 渋野日向子に憧れる18歳は「私もいつか全英で勝ちたい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 桑木志帆 -4 2 内田ことこ -4 3 山田彩歩 -2 4 小倉彩愛 -1 5 後藤未有 0 佐久間朱莉 0 7 岩井明愛 +1 8 薮田梨花 +2 植手桃子 +2 工藤優海 +2 順位の続きを見る

目標は同郷の渋野日向子 18歳・桑木志帆が新人タイトルをつかんだ

目標は同郷の渋野日向子 18歳・桑木志帆が新人タイトルをつかんだ(撮影:福田文平)

JLPGA新人戦 加賀電子カップ 最終日◇10日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6625ヤード・パー72>

海外メジャー覇者に憧れ、賞金女王に似ていると言われるルーキーが大きな一歩を踏み出した。1打差の3位からスタートした桑木志帆が内田ことことのプレーオフを制して、一生に一度のタイトルを手にした。

桑木志帆のドライバースイングをコマ送りで【連続写真】

ボギーを叩きつつも、すぐさま取り返すゴルフで伸ばし、首位となって迎えた17番パー3。大きなピンチを迎える。左の池を嫌がったティショットは右に曲がり、「ライがあまり良くなかった」というアプローチは大きくオーバー。3パットでまさかのダボを喫し、1打差の2位タイに後退してしまう。

だが、「順位が分からなかったので、とにかく最後バーディを獲ろう」と迎えた最終18番。左に池が続き、同じグレートアイランド倶楽部で行われた今年のレギュラーツアー「伊藤園レディス」では3番目の難易度を誇ったホールだ。だが、ティショットをフェアウェイに運ぶと、残り155ヤードの2打目を「今度は逃げない」と強気に攻めた。これを3メートルにつけてバーディを奪うと、気迫のガッツポーズ。首位を走る内田に土壇場で追いついた。

その18番で行われたプレーオフ1ホール目では、内田が2打目を池に入れたこともあって「ちょっと楽になったというか、攻めなくてもいいと思って真ん中に打ちました」とセーフティなプレー。「弱いところが出た。恥ずかしかった(笑)」と3パットのボギーで勝利と、少々締まらないエンディングとなったが、横峯さくらや上田桃子、原英莉花といった名だたる選手が手にしてきた“最強新人”の座をつかみ取った。

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