• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 米初優勝逃すも…満足度は「95%」 古江彩佳がたった一つ“悔やんだ”プレー | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

米初優勝逃すも…満足度は「95%」 古江彩佳がたった一つ“悔やんだ”プレー | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

古江彩佳は満足感とちょっぴりの悔しさを胸に全米へ向かう(撮影:GettyImages)

バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー 最終日◇29日◇シャドークリークGC(米ネバダ州)◇6777ヤード・パー72>

今季から主戦場とする米国ツアーでの初タイトルまで、あと一歩まで迫っていた。決勝でメジャー制覇経験も持つジ・ウンヒ(韓国)に3&2で敗れ2位に終わったが、その表情、そして「よくやったなという気持ち。最後まで1位、2位争いができたのはよかった」などの言葉からは満足感がうかがえる。

曲がらない秘密は?古江彩佳のドライバースイングを動画で見る

午前中に、同じツアールーキーのリリア・ヴ(米国)との準決勝で17ホールをプレー。2&1で勝利すると、わずかなインターバルを過ごした後、すぐに決勝の舞台に臨んだ。この5日間で一番ともいえる強風が吹く難コンディションのなか再びコースへ。だが、大事な一戦で正確無比なショットが、なかなか定まらなかった。「風(のせい)ではない。リズムの問題だったり、集中ができてませんでした」。言い訳は決して口にしない。とはいえ、16番で終わったしまった一戦では、少しだけ悔いが残るシーンもある。

「あまり覚えてないんですよね(笑)」と過酷な一日が伝わるような言葉の後、少し考えて挙げたのが「13番(パー3)の3パット」だった。2ダウンとビハインドで迎えたそのホールは、ティショットをピンと同じ面、7メートルほどにつけながらボギーを叩いた場所。ここでは目の前のライバルもボギーを打ったこともあり、「あそこで1ダウンに戻せてたらちょっとは違ってたかな」と考えてもしまう。「コンクリートの上を走らせているようと形容する、硬く速いグリーンに泣かされたシーンだ。

ただ、予選リーグは、世界ランク最上位ながらカルロタ・シガンダ(スペイン)、エンジェル・イン(米国)、ポーリーヌ・ルサン-ブシャール(フランス)と距離で大きく劣る飛ばし屋3人とプレーし、そして勝ち抜いた。「グループに分けられて、難しい戦いだった。そこをクリアできると思ってなかったので、よくここまで来られたなと思います」。決勝まで残ったことには胸を張ることができる。

関連記事