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板倉滉は今季終了後に移籍すべき、ボルシアMG2連敗でCLやEL出場権獲得が難しい状況に

板倉滉(Photo by Christian Verheyen/Borussia Moenchengladbach via Getty Images)
1月25日、ブンデスリーガ第17節、「アウクスブルク対ボルシアMG」の試合が行われ、1-0でアウクスブルクが勝利した。

日本代表DFの板倉滉はスタメンフル出場し良いプレーを見せたものの、チームは得点を奪えずリーグ再開後2連敗となり、順位を9位に落とした。

板倉は今後の日本代表の柱となるべき選手であるため、来季の移籍も視野に入れるべきだと言えるだろう。

板倉のプレーは明らかにCLやELに出場すべきレベルにある

膝の靭帯の部分断裂という大怪我はあったが、今季加入したボルシアMGにおいて絶対的な主力としてプレーできている板倉。

シーズン開幕当初から、欧州屈指の強豪であるバイエルン相手に素晴らしい守備を披露するなど、そのクオリティは注目されていた。

大怪我から復帰し、カタールW杯からの中断明けとなったこの2試合も、1つ1つのプレーが非常にレベルが高く、チームの柱となっている。

・何度もインターセプトする守備圧力

・抜群のジャンプ力と手の使い方の上手さによるヘディングの勝率の高さ

・DFラインもしくは中盤の底の位置から味方FWに付ける早くて正確な縦パス

・相手FWがプレスをかけてきても動じることなくさばけるパス能力

恵まれたサイズと抜群の身体能力、センス、そして川崎フロンターレ出身ならではの「止める・蹴る」の上手さ。

そのどれもが日本代表屈指であり、CLやELに出場すべきクオリティなのだ。

リーグ再開後2連敗で来季のCL、EL出場は難しい状況に

板倉がチームに復帰し、上位進出を目指すはずだったボルシアMGだったが、1月22日のレヴァークーゼン戦と25日のアウクスブルク戦で負けたことにより、上位陣との勝点差はかなり広がってしまった。

来季のEL出場圏内である6位フライブルクが勝点31であり、ボルシアMGは勝ち点22であるため、試合数はまだまだ残されているものの、かなり厳しい状況であると言えるだろう。

日本サッカー界期待のFWである福田師王が新たにチームに加わるが、セカンドチームからスタートとなるため、即戦力としては期待できない。

それゆえに、板倉は今季終了後CLに出場できるクラブへの移籍が望ましいのではないか。

日本代表のディフェンスリーダーになるためにも、より高いレベルでプレーしてもらいたいものだ。

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