【女子F第8節|試合結果&順位】西宮が“兵庫ダービー”で5発快勝!

8月25日と26日、ニューライフアリーナ龍ケ崎にて、日本女子フットサルリーグ(女子Fリーグ)第8節の5試合が開催された。

試合時間残り1分で、勝ち点1を奪取

8月25日には、流経大メニーナ龍ケ崎とさいたまサイコロが対戦した。

1年に1度のホームアリーナ開催に伴い、スタンドには流通経済大学サッカー部の部員が駆けつけた。メニーナへの応援が会場中に響き渡るなか、背番号19番の向井麻凪が、その声に応えてみせた。

スコアが動いたのは試合開始から1分30秒、相手にキックインからのシュートを決められ、メニーナは先制点を許す。攻守が入れ替わるなか、7分、左サイドの倉元美鈴からの折り返しを、諏訪ゆいかファーサイドで捉えるもゴールには至らず。コーナーキックのチャンスが3回続くが、GKに阻まれた。さらに12分、前線に送った浮き玉を相手に拾われ、追加点を許してしまいメニーナは2点を追う展開に。

すると19分、相手の足元からボールを奪った向井が右サイドを突破し、並走していた山本想に一度預け、再度パスを受けてネットを揺らし、1-2で第1ピリオドを終えた。

続く第2ピリオド、26分にカウンターのチャンスをつくったメニーナは、折原詩音の斜めのパスから青木柚香が力強くシュートを放つも、GKの正面へ。守備に徹するさいたまに苦しみながらも、果敢にシュートを打つメニーナは、試合時間残り1分、キャプテンの山本想が相手陣内でボールを奪うと、ゴール前の向井がダイレクトで流し込み同点弾をマーク。この日1番の歓声が上がり、そのまま試合は終了。連敗を4でストップし、貴重な勝ち点1をもぎ取った。

西宮が上位リーグ進出に王手

8月26日には、SWHレディース西宮とアルコ神戸が対戦した。

このカードは、同じ県内に属する2チームによる“兵庫ダービー”。勝ち点1差で競り合う一戦で、今シーズン首位を追随し続ける西宮が、その好調ぶりを示した。

互いにアグレッシブな攻撃でゴールを狙う両者だが、まずは7分、右サイドの追野沙羅からの折り返しを江川涼が流し込み、西宮はリードに成功した。10分には神戸からの連続シュートをGK・中田凪咲が弾きピンチを凌ぐと、13分、カウンターのチャンスから網城安奈がネットを揺らす。さらに15分、斉下遼音がゴール右隅ギリギリに反転シュートを放ち、3点目をマークした。

第2ピリオドでは、開始早々から神戸がパワープレーを選択するも、中田の好セーブで西宮は失点を許さず。24分には、追野がパワープレー返しで追加点を決めると、37分にも高尾茜利のシュートが無人のゴールに流れ、5点差に。最後は1点を返されたものの、手堅く勝ち点3を掴み、上位リーグ進出に王手をかけた。

■試合結果

8月25日(金)

時間 カード 会場
19:00 流経大メニーナ龍ケ崎 2-2 さいたまサイコロ ニューライフアリーナ龍ケ崎

8月26日(日)

時間 カード 会場
11:00 SWHレディース西宮 5-1アルコ神戸 ニューライフアリーナ龍ケ崎
13:30 アニージャ湘南 6-1 エスポラーダ北海道イルネーヴェ ニューライフアリーナ龍ケ崎
15:45 立川アスレティックFC 1-2 福井丸岡ラック ニューライフアリーナ龍ケ崎
18:30 バルドラール浦安ラス・ボニータス 7-2 フウガドールすみだレディース ニューライフアリーナ龍ケ崎

■順位表

順位 チーム 勝点 試合数
1 浦安 24 8 8 0 0 53 6 47
2 西宮 16 7 5 1 1 21 10 11
3 湘南 14 7 4 2 1 34 17 17
4 立川 12 7 3 3 1 30 5 25
5 神戸 12 7 4 0 3 29 13 16
6 すみだ 11 8 3 2 3 29 24 5
7 北海道 10 7 3 1 3 26 23 3
8 丸岡 7 7 2 1 4 10 15 -5
9 さいたま 4 8 1 1 6 16 26 -10
10 流経大 4 7 1 1 5 29 42 -13
11 宇部 0 7 0 0 7 4 100 -96

■次節試合日程

9月2日(土)

時間 カード 会場
13:30 立川アスレティックFC vs 流経大メニーナ龍ケ崎 アリーナ立川立飛

9月3日(日)

時間 カード 会場
11:00 アルコ神戸 vs ミネルバ宇部 アリーナ立川立飛
13:15 エスポラーダ北海道イルネーヴェ vs  福井丸岡ラック アリーナ立川立飛
15:30 SWHレディース西宮  vs アニージャ湘南 アリーナ立川立飛
17:45 フウガドールすみだレディース vs さいたまサイコロ アリーナ立川立飛

 

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