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スピードと安定の融合。コブラ『KING LTDx』ドライバー、3月12日デビュー

コブラの2022年モデル、『KING LTDx』(左)『KING LTDx LS』(右下)『KING LTDx MAX』(右上)

プーマジャパンからコブラの新商品発売の連絡が届いた。

「革新的なクラブを発表し続けるCOBRA Golfの新製品『KING LTDx』ドライバーシリーズを取扱店にて3月12日より発売致します。『LTDx』は2016年に発表した『LTD』ドライバーから由来します。当時、低スピンと速いボールスピードを実現するために重心の高さをフェースのセンターへ置くこと(以降、ZERO CGnaと表記)に初めて成功した究極の低重心ドライバーでした。

あれから6年、より進化した『LTDx』はZERO CGnaと5,000以上の高MOIという当時は出来なかった2つの融合を達成し、『スピード』と『やさしさ』の組み合わせを実現する新領域に突入した初のドライバーです。『LTDx』は、LTD=Longest Total Distance(最長飛距離)と、x=Xtreme(究極)の意味で、3タイプ(LTDx LS / LTDx / LTDx MAX)で幅広いゴルファーに究極の最長飛距離を提供します」(同社)

なお、ドライバー以外のFW、UT、アイアンはドライバーと発売日が異なり、FWが4月上旬、それ以外が5月中旬以降となる。

■3機種に共通の3つのテクノロジー

3モデル(LTDx LS / LTDx / LTDx MAX)に共通のテクノロジーだが、まずは【パワーコア・テクノロジー】が挙げられる。【パワーコア】とはヘッド前方内部にスチール、チタン、アルミニウムの複数素材から成るウェイトで「ヘッド前方の低い位置へ置くことで低スピンと高初速を両立し最大限の飛距離を実現する」という。

次が【H.O.T フェーステクノロジー】だ。キャロウェイのようにAIフェース設計が特徴だと言う。「フェース全体を15のポイントに分割し、AIを駆使して、それぞれのポイントを戦略的な厚さで設計し、フェース全体のより広い範囲で反発性能が高まり、ボールスピードを向上させます」。

最後が複合素材で構成された【マルチマテリアル・シャーシ】。「強化されたチタン製スピードフレームボディは『RADSPEED』のチタン製T-BARシャーシより8.3g軽量化。この効果でクラウンとソールに装着するカーボン素材の量を20%増やし、安定性を高めるためのウェイト配置を可能にしました」。

■デシャンボーが使用するのは『KING LTDx LS』

3機種のうち最もハードヒッターに合うのが『KING LTDx LS』で、ブライソン・デシャンボーが既に試合投入済み。価格は他機種と同じで、純正シャフトが69,000円+税、カスタムシャフトが85,000円+税となる。

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「LTDx LS (Low Spin)ドライバーは、より空気抵抗を追求した伝統的なヘッド形状で、低スピンで速いボールスピードを好む、ツアープレーヤーのニーズに応えます。ヘッド前方のヒールとトゥの2箇所に調整可能なウェイトを配置し、シリーズの中で、最も高い操作性を持つドライバーです。

LTDxドライバーは、ZERO CGna(究極の低重心)と5,000以上のMOIを達成し、ドライバーで両立の難しかった『スピード』と『やさしさ』の両方を1つのドライバーで実現する新領域に突入したモデル。ヘッドの前方と後方に絶妙に配置したウェイトにより、高弾道で大きく飛ばすとともに、抜群の安定性も両立します。

LTDx MAXドライバーは、LTDxドライバーの高初速と安定性の性能を共有しており、更に、ソールのヒール部分に配置したウェイトにより、つかまりの良いドロー系の軌道を提供します」(同)

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