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“男子プロ並み”のハードスペックで270Y飛ばす! 17歳・馬場咲希の全米制覇セッティングが末恐ろしい…【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ハードスペックを好む17歳のセッティングは?(写真:USGA、福田文平)

身長175センチ、ドライバーの飛距離270ヤードを誇る馬場咲希(日本ウェルネス高2年)は、そのイメージ通りハードスペックなクラブを愛用し、全米女子アマ女王の座についた。現在は2019年からサポートを受ける[これが270Yの飛距離を生み出す馬場愛用のドライバー【写真】]()

今後、馬場のプレースタイルの“代名詞”にもなりそうなドライバーは同社の『B1リミテッド』を使用。「シリーズのなかでも特にハードヒッター向けのスペックで、強い打球と、ほどよいつかまり感で操作性があるところがお気に入り」と同社のアマチュア担当者はいう。シャフトも今回使用したグラファイトデザインの『Tour AD DI 6S』のほか、『VENTUS TR 6S』など男子プロ並みにハードなものを愛用し、驚異的な飛びにつなげている。

一方でフェアウェイウッドは、「ヘッドの大きさや、ボールの拾いやすさなど安心感を重視」しているという。ユーティリティも小ぶりで操作性のあるヘッドを好んで使用。とはいえ球筋は規格外だ。「18度のユーティリティは女子だと球が上がらない選手も多いですが、馬場選手は十分な高さを出しています」と同社担当者も驚くほど。ここも“男子顔負け”というのがうかがえる部分といえる。

アイアンはキャビティバックで、女子では珍しく4番から投入。ウェッジは高いスピン性能を気に入って使用しているという。プロと比べてもそのパワーは引けをとらないどころか、かなりの上位に入ってきそうなもの。スペックは女子でいえばツアー屈指の飛ばし屋・渡邉彩香とほぼ同様。それを17歳で使いこなしていることが、末恐ろしさを物語っている。

大会で優勝して涙を流したのは、今回が初めてのことだったという。父・哲也さん、そして電話で報告を受けた同社担当者もあふれるものをこらえられなかった。同社との縁は、ブリヂストン契約プロの宮里藍ファンだった馬場が望んで生まれたもの。そこからの支えも、全米No.1の称号獲得を後押しした。

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