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「ジョコビッチに朗報だ!」ワクチンパス撤廃で全仏出場の可能性高まる。母国記者からは「ウィンブルドンも」と期待の声

昨年は自身2度目の全仏制覇を果たしたジョコビッチ。心配されていた今年欠場の可能性は薄まっているようだ。(C)Getty Images
苦境に立たされているセルビアのスーパースターに朗報が届いた。

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現地時間3月3日、フランスのジャン・カステックス首相は、新型コロナウイルス感染状況に改善の兆候が見られるとして、公共の場における規制を緩めると公式Twitterで発表。これまで義務化されていたワクチンパスポート運用が、14日からほぼすべて撤廃されるという。

この発表によって大きな恩恵を受けるのが、6月の男子テニス全仏オープンで自身初の連覇を狙うノバク・ジョコビッチ(セルビア)だろう。1月の全豪オープンで欠場を余儀なくされ、以降もワクチン未接種を貫く姿勢を示してきたが、ここにきて状況が好転する形となった。
このニュースを受けたスポーツチャンネル『Sport Klub』のサシャ・オズモ氏は、公式Twitterで「ジョコビッチに朗報だ!」と興奮気味に反応。「フランスは3月14日からワクチンパスを解除した。つまりモンテカルロでのプレー、ローランギャロスでのタイトル防衛が可能になるのだ」と伝えている。

さらに同メディアに掲載された記事内では、「ウィンブルドンもイギリスの新型コロナ規制緩和に伴い、ワクチン接種の有無に関わらず、すべての選手に開かれた大会であるべき」とも言及。その後も「このまま、新たな対策が不要となるのを祈るばかりだ」と期待を寄せた。

なお、今月の『BNPパリバ・オープン』(アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート/ATP1000)は、ワクチン接種を条件としているため、欠場の可能性が高いと見られる。王座復活を狙うジョコビッチは失意のシーズン序盤から一転、逆襲となるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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