【日本代表】堤優太「一生の思い出になる幸せな誕生日でした」

フットサル日本代表は10月7日、AFCフットサルアジアカップ2024予選の初戦でオーストラリア代表と対戦し、4-0で勝利を収めた。

試合当日に25歳の誕生日を迎え、“勝ち点3”という大きなプレゼントを手にした堤優太に話を聞いた。

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今のコンセプトは、自分のプレースタイルに合っている

──お誕生日おめでとうございます。

ありがとうございます!

──誕生日に初戦勝利を飾った今の気持ちを聞かせてください。

ワールドカップ出場が懸かった予選でもあるので、自分の誕生日だからというのは気にせず、純粋にチームが勝ててうれしいです。

──堤選手は両サイドではもちろん、前でも後ろでもプレーしていて、チームのテーマにもなっている“モビリティ”を一番体現していたように思いました。

今の代表の「モビリティを生かす」というコンセプトは、よく走って、速く動くという自分のプレースタイルにすごく合っていると思います。なのでチームのために、できるだけたくさん走るというのは特に意識しています。

──今日の試合は、セットプレーから吉川智貴選手のパスでファーストシュートを打ち、その後、ゴールにはなりませんでしたが、清水和也選手対して堤選手らしいお膳立てのパスを出しました。

最初のチャンスシーンについては、やっぱり決めなきゃいけないところでした。セットプレーで点を取れることは、一番チームが勢いづくきっかけにもなるので、今後はそこの精度をもっと上げていきたいです。

和也くんへのパスは、僕も少し強くボールを蹴ってしまったところがあります。これももっと精度を高めて、最後はアニキに決めてもらいたいですね(笑)。「決めてくれ!」っていう“愛のあるパス”をしっかり出します。

──2点目のPKも堤選手のパスがきっかけで獲得できました。本大会に出てくるようなレベルのオーストラリア相手でも、あのゾーンでのプレーは非常に効いていました。

モビリティや4枚で回すことはもちろん大事ですが、最後に個で負けないことは絶対に忘れてはいけません。1対1の部分は世界で通用する選手になりたいと思っていますし、積極性や良かったプレーのポイントをつかんで、自分自身の成長につなげたいと思います。

──身長差は20〜30cm以上ありましたが、仕掛けるうえで意識したことは?

先日のブラジル遠征では、強豪相手になかなか自分の良さを出せませんでした。今日戦ったオーストラリアも、体格やフィジカルは(ブラジルと)同じくらいの迫力を感じましたが、怖がらずに前を向くことはできたと思います。あとは目の前の相手に対していつも通り浮かして突破して、相手の足を止めるというプレーですね。相手の動きを止めた後、0-100の(加速の)部分は自信があるので、そこは意識しました。

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もう一度アジアチャンピオンになれるように

──チームのみんなからはお祝いしてもらいましたか?

試合が終わった後に、ロッカールームで変な空気になって(笑)。ハッピバースデーを歌っていただいて、お祝いしてもらいました。

──水とかはかけられなかったですか?

ロッカールームだったんで(笑)。

──前回のクウェート大会では、怪我明けで滑り込めるかという状況で招集されませんでした。日本は優勝して、堤選手としては悔しい思いをしたのではないでしょうか。

タイミング悪く怪我をしてしまい、映像で見ながら悔しい気持ちはありました。ただ、日本代表が優勝することは、フットサル界が盛り上がっていくためにもプラスの材料です。今回はメンバーに入ることができたので、チームに貢献してもう一度アジアチャンピオンになれるように、この先の(W杯までの)1年間も頑張っていきたいと思います。

──本大会に向けて、大きな1勝ですが、すでにアジアチャンピオンを見据えていますか?

1試合1試合、目の前の試合に勝って、さらに上を目指して成長していくことは常に意識しています。次のチャイニーズ・タイペイ戦へ向けて、この疲れを回復して、もっともっとオーストラリア戦よりいい内容で勝ち切れるように戦いたいです。

──いい誕生日になりましたか?

幸せな誕生日になりました。一生の思い出です。

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