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冨安健洋がアーセナルで初得点!ウーデゴール温存などローテーション実行しながらも暫定2位浮上

冨安健洋(Photo by Mike Hewitt / getty images sport)
10月28日、プレミアリーグ第10節「アーセナル対シェフィールド・ユナイテッド」の一戦が行われ、5-0でアーセナルが勝利した。

日本代表DF冨安健洋は66分から途中出場し、アーセナルの一員として初となる得点を挙げるなど勝利に貢献した。

アーセナルはサリバやウーデゴールなど主力を休ませたが、エンケティアのハットトリックなどで圧勝した。

守備を固められた相手に前半は苦戦もエンケティアの一撃で勝負あり

この試合、強豪アーセナルとのアウェーゲームということもありかなり守備的な布陣で臨んだシェフィールド・ユナイテッド。

自陣に引きスペースを与えない戦い方で引き分けを狙う。(あわよくばカウンターやセットプレーで1得点を狙う戦い方)

前半の25分まではこの戦術がハマり、アーセナルはなかなかビッグチャンスを作れなかったが、エンケティアがチームを救う。

ライスがエリア内に低めのクロスを入れると、抜群のトラップでシュートまで持っていき、一瞬でゴールネットを揺らして見せた。

試合を支配しながら得点が奪えない嫌な展開だったが、エンケティアがその抜群のスキルでこじ開けた。

前半はこのまま1-0で折り返すが、後半はシェフィールド・ユナイテッドが得点を奪わなければならなくなったことによりアーセナルのチャンスが増えていく。

50分にエンケティアがこの日2得点目を奪うと、58分には強烈なミドルシュートをエンケティアが放ち、ハットトリックを達成させた。

3-0となり勝負が決したため、アルテタ監督はベン・ホワイトとマルティネッリの主力2人をベンチに下げ、冨安とトロサールを投入する。

73分にはサカもベンチに下げ、主力を休ませることにも成功した。

しかし、この日のアーセナルはまだ終わらない。

88分にファビオ・ビエイラがPKを決め4-0とすると、アディショナルタイムに冨安が魅せる。

CKのこぼれ球に反応すると右足でシュートを放ち、見事ゴールネットを揺らしたのだ。

アーセナルにおいて50試合目の出場となったメモリアルな試合で、アーセナル初得点を挙げたのだ。

今季4得点を奪った試合は複数あるが、アーセナルが5得点を奪うのは今季初となる。

得点後は味方から思い切りセレブレーションを受け喜びを爆発させる冨安。

この得点でチームの雰囲気はまさに最高潮となった。

5-0と圧勝したアーセナルは、サリバやウーデゴールを温存できたことでチームとしてのフレッシュさを保つことに成功したといえるだろう。

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