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“行動力”で茨城から仙台へ。ベガルタ仙台サポ・峰麻美のクラブ愛[PR]

「ユアスタ以上に最高のスタジアムはない」

初めてユアテックスタジアム仙台(当時は仙台スタジアム)に行った時は、とにかくスタンドが明るい!と思いました。クラブカラーのベガルタ・ゴールドはとにかく目立ちますし、膨張色なので観客がたくさん入っているように見えます。明るい色のクラブは、そこが美味しいところですよね(笑)。

通い始めた当時はあまり気づかなかったのですが、アクセスの良さとピッチの近さもユアスタの魅力です。特に日本のスタジアムはアクセスの悪さや、サッカー専用スタジアムの少なさが課題なので。

ユアスタは屋根に声がすごく反響しますし、バックスタンドにも立ち見エリアがあるので、ピッチ全体に声が響き渡ります。仕事でとあるGKの選手にインタビューをした時があったのですが「コーチングの声が届かないからやりにくい」と言っていました。そういった様々な面に目を向けると、ユアスタ以上に最高のスタジアムはないと思っています。

サポーターは悪天候でもチームとともに戦う

その翌年、2011年の東日本大震災がありました。とにかく衝撃でしたし、被災した街の映像を見るのが精神的に辛くて、心療内科に通っていた時期もありました。震災の影響で約1カ月間、リーグ戦が中断されて、再開初戦はアウェーの川崎フロンターレ戦。私は現地に駆けつけましたが、2−1で逆転勝利したシーンは今でもすごく印象に残っています。

震災の年は、やはりチーム全体から「負けられない」という気持ちが感じられました。最終節で勝利して、横浜F・マリノスを抜いて過去最高順位の4位。その勢いのまま翌年の2012年は2位に入って、2013年はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に初出場しました。

当時のJリーグは3月に開幕戦を迎えていましたが(現在は2月下旬)、ACLに出場するクラブは2月下旬にはシーズンが始まるんですよね。2月の仙台はただでさえ寒いのに、ACLの開幕節はまさかのホームゲーム。

しかも、その年は特に寒くて、ゴールデンウィークくらいまで雪が降っていたんですよ。ベガルタサポーターは普段から防寒はバッチリなんですけど、寒すぎてみんなで震えていた記憶があります(笑)。

ただ、相手のブリーラム・ユナイテッドはタイのクラブなので、寒さには慣れていないはず。地の利を活かせば勝てるだろうと考えていましたが、試合は1−1の引き分けでした。初の国際舞台で勝ち点1は悪くない結果だったものの、勝てなかったので余計に寒く感じましたね。

峰麻美

愛する選手が移籍しても…

私が2011年にベガルタを応援し始めた時は、関口選手がいるクラブということで応援していました。その関口選手は、2013年に浦和レッズへ移籍。ただ、関口選手を応援するためにサポートするクラブを変えようとは思わなかったです。

当時の私はサポーター仲間もたくさんできていて、他の選手やクラブ自体の良さも分かっていました。ベガルタが身近な存在になっていましたし、簡単に離れることなんてできないなと。

移籍した関口選手の次にベガルタで好きになったのは、角田誠選手でした。私は基本的にユニフォームを1シーズンで1枚しか買わないのですが、2012年は関口選手と角田選手の2枚買い。角田選手は頼れる闘将でしたし、そういった選手がいるとチームは引き締まりますよね。

そんな角田選手も、2014年には川崎フロンターレに移籍しました。その年に私はサッカー番組のMCをやっていたので、ユアスタでの川崎戦を取材して、角田選手と再会。私が取材エリアにいるのを見て驚いていたので、サッカー番組のMCをやっていると話したんです。すると「好きなことを仕事にするのはみんなができるわけじゃない。頑張って」と言ってくれて。その言葉が今でも私の支えになっています。

2019年のベガルタでは、宮城出身の道渕諒平選手に期待しています。宮城は東北6県の中では一番栄えていますが、実は宮城出身の選手がJリーグにほとんどいないんですよね。

リーグ全体で見ると、遠藤康選手(鹿島アントラーズ)や今野泰幸選手(ジュビロ磐田)が有名ですが、ベガルタではかなり少ない。その中で、宮城出身の道渕選手は地元愛が強いはずなので、活躍してほしいという想いが強いです。

サポーターにしか分からない“喜怒哀楽”

私は試合に負けた時には、なぜ負けたのかを分析して批判したいタイプなんです。ただ、サポーターの全員が全員そうではないことも分かっていますし、時には価値観の違いでぶつかってしまうこともあります。そのスタンスの違いも、クラブが好きだからこそ表れるものだと思っていますが、ベースにある勝ってほしいという気持ちはみんな変わらない。

ベガルタは2011年に4位、2012年に2位と好成績を残していますが、それ以降は下位に沈んでいます。もちろん勝てていた時期を知っているので、また優勝争いができれば嬉しいですが、私はそこまで高望みはしません。大規模なクラブではないので、J1に残留できるだけでも素晴らしいことですし、愛するクラブが存続さえしてくれれば満足なんです。

メディアという立場で言えば、どのクラブにも属さないほうが仕事の幅は広がりますし、サッカーをより俯瞰的に見れますよね。私はベガルタのサポーターとして仕事をしているので、そういった方々の幅の広さを羨ましいと感じることもあります。

ただ、一つのクラブを長く応援し続けることの素晴らしさは、サポーターにしか分かりません。時間とお金をかけて応援することで得られる喜怒哀楽がありますし、私はその素晴らしさを知っているので、ベガルタのサポーターであることを誇りに思っています。今後もスタンスを変えずに、愛するクラブを応援し続けていきたいですね。

寒くて辛かった観戦試合は…

天候のエピソードで言うと、アウェーで柏レイソルと試合をする時は、雨が多いイメージがあります。2014年には、雷雨の影響でキックオフが1時間遅れました。それでも日立台(日立柏サッカー場)は得意としているので、悪い思い出ではないんです(笑)。

2012年の日立台での試合では、サッカーを見たことのない友達を連れて行きましたが、その日もずっと雨で。ゴール裏には屋根がないので、ベガルタのポンチョを着て一緒に応援していました。

試合は壮絶な点の取り合いで、最終的には3−2で勝利。雨の中でも友達は『すごく楽しかった』と言ってくれました。その後も友達はJリーグを見に来るようになって、自分で好きなクラブや選手を見つけて応援に行っています。残念ながら、ベガルタファンにはならなかったんですけどね(笑)。

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峰麻美

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