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旗手怜央

ついに古橋亨悟と旗手怜央が代表復帰!人材難の1トップ&左SBでスタメン定着を目指す

写真:旗手怜央(REX/アフロ)
5月25日、日本サッカー協会は6月15日、20日に行われるキリンチャレンジカップ2023に臨む日本代表メンバーを発表した。

久保建英や三笘薫、鎌田大地、遠藤航、板倉滉ら主力選手が順当に選出され、以前から復帰が期待されていたセルティックの古橋亨悟と旗手怜央が代表復帰となった。

古橋は1トップ、旗手は中盤の他に人材が手薄となっている左SBでの起用の可能性がある。

圧倒的な実績を引っ提げて代表復帰した古橋

実に9か月ぶりの招集となった古橋亨悟は、代表復帰するまでの期間にセルティックで圧倒的なパフォーマンスを披露していた。

公式戦で31得点4アシストを記録し、スコットランドリーグのMVPにも選出された。

まだリーグ戦は終了していないため確定ではないが、25得点で得点王を獲得する可能性もある。

エリア内での動き出し、そしてゴールへの嗅覚とシュート精度の高さは、日本人FWとしてはずば抜けていると言えるだろう。

これまでも日本人ファンや現地のセルティックファンから代表復帰が熱望されていたが、ようやくそれが実現することとなった。

日本代表では、久保や三笘、鎌田、堂安、伊東など2列目の選手が豊富だが、1トップの人材はかねてから問題視されるほど人材難となっている。

しかし、今季はセルクル・ブルージュの上田綺世とセルティックの古橋が圧倒的な実績を残しているため、今後はこの2人がスタメンを争うことになっていくはずだ。

上田はベルギーリーグ、古橋はスコットランドリーグと、いずれも得点王争いに絡む活躍を見せている。

左SB起用の可能性もある旗手怜央

今回発表された日本代表メンバーを見ると、DFの枚数が少ないことが分かる。

DFとしては、4つのポジションが必要だが、今回は6人しか選ばれていない。

この事実から推測されるのは、「旗手を左SBとして計算しているのでは?」ということだ。

3バックを採用する可能性もあるが、4バックの場合は旗手が左SBで試される可能性がある。

抜群のスタミナと当たり負けしないフィジカル、そして川崎フロンターレで培ったテクニックと攻撃力があり、現代のSBに必要な要素をすべて兼ね備えている。

また、1列前のポジションに入る三笘薫とは、川崎フロンターレやU-24日本代表で共闘しており、相性も抜群だ。

現代サッカーで流行していて、前回の日本代表の試合でも試された「偽SB」の動きも完璧にこなすことができることだろう。

今回のキリンチャレンジカップ2023は、古橋と旗手に注目だ。

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