三笘薫がプレミア初挑戦で見せた衝撃　真のワールドクラスへ、“日本の新エース”がイングランドで残した足跡

今夏は残留がベターな選択か

写真：三笘薫（提供：なかしまだいすけ/アフロ）

今季飛躍を遂げた三笘に対してはシーズン途中にアーセナルなどの強豪クラブからの関心が伝えられるなど、ビッグクラブへの移籍も期待が高まる。しかし、ブライトンはアルゼンチン代表としてW杯を制したMFアレクシス・マック・アリスターやエクアドル代表MFモイセス・カイセドという主力2人の移籍が濃厚で、その才能を見出したデ・ゼルビの元で来季ELに挑戦できることからも、残留して来シーズンに挑むのが今の三笘にとってはベターとされる。今季の活躍で各チームからの注目も高まっており、イングランド2年目も同等またはそれ以上の活躍ができれば、メガクラブ移籍も時間の問題だろう。

プレミアリーグ1年目から特大のインパクトを残し、日本だけでなくイングランド中を驚かせる活躍を披露した三笘。今季飛躍を遂げたブライトンとともにその名を知られるようになった日本代表MFが今後どのような成長曲線を描き、真のワールドクラスへと変貌を遂げていくのか。日本代表ではエースとしての活躍も期待され、クラブ、代表ともに中心としての責任が課される中で結果を残していくことが求められる。日本の新たな至宝が見せるさらなる活躍には今後も要注目だ。