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“12 KOKORO”が決勝戦で2得点!原田快擁するバルセロナが、スペインユースフットサルカップで優勝

2月9日から12日、スペイン・グラナダのアリーナにて、スペインユースフットサルカップ(Copa de España juvenil de fútbol sala)が行われ、原田快が所属するバルセロナが出場し、みごと優勝を果たした。

今大会で原田は、2回戦に1得点と決勝戦で2得点残す活躍を見せ、チームに大きく貢献した。

0-2から、延長戦で逆転劇へ

スペインユースフットサルカップは、2004年から行われているユースカテゴリーの大会のひとつ。スペイン国内の8チームがトーナメント制で、ユース年代の王座をかけて戦う。歴代最多優勝チームであるバルセロナは今大会、初戦を6-1、2回戦を6-4で勝ち進み、順当に決勝戦に駒を進めていた。

現地時間の12日には決勝戦が行われ、ムルシア州のクラブであるエルポソ・ムルシアと一戦を交え、原田快もスターティングメンバーとして出場した。

相手に先制点を決められ、0-1で試合を折り返し、第2ピリオドの立ち上がりでも失点を許したバルセロナだが、試合終盤に“12 KOKORO”が覚醒し、大きな見せ場を作り出す。

27分、原田のパスからファー詰めのかたちで決定機が生まれる。惜しくも一度はゴールからはじかれるものの、こぼれ球を押し込みバルセロナが1点を返すと、32分に味方の斜めのパスをファーサイドで受けた原田が得点し、同点弾を演出した。

喜びも束の間、追加で失点を許したバルセロナだが、試合時間残り40秒で再び同点に追いつき、試合は前半3分、後半3分の延長戦へ。

そして迎えた延長後半、右サイドでボールを持った原田が巧みな足技で相手のディフェンスをかわし、右足一蹴。鋭いシュートがゴールネットに突き刺さり、4-3でゲームセット。
劇的な逆転で決勝戦を制し、バルセロナはこの大会で8度目の優勝を手にした。

▼決勝戦のアーカイブ映像▼

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