今季のプレミアリーグ得点王候補とMVP候補、シティ勢かそれとも新たなスター誕生か
写真:ハーランド(提供:ロイター/アフロ)
いよいよ開幕が近づいてきたプレミアリーグだが、今季は例年よりもさらに見どころ満載のシーズンとなりそうだ。
昨季トレブル(三冠)を達成したマンチェスター・シティが優勝候補筆頭であることに変わりないが、潤沢な資金を使い大型補強したクラブが多く、5~6クラブが優勝を狙える戦力を有している。
そして優勝争いと共に注目されるのは、やはり「得点王」や「MVP」を誰が獲るのかといったことだろう。
今季の得点王&MVP候補者を挙げていこう。
得点王はハーランド一択!トッテナム残留ならばケインの可能性もあり
まずは得点王だが、シティのハーランドが得点王に輝く可能性が極めて高い。
これは議論の余地がないほどの高確率な未来だろう。
昨季の36得点も決してまぐれではなく、多くの得点が確かなチーム戦術から決められたものであり、大きな怪我さえなければ、リーグ戦で30得点以上決めるはずだ。
対抗馬となるのはハリー・ケインくらいか。
ケインがバイエルンへ移籍してしまえば、ハーランドの独走もありえる。
チェルシーに移籍してきたエンクンクやリヴァプールのモハメド・サラーなども候補だが、チーム状態を考えると厳しいと言わざるを得ない。
クラブの勢いを考慮すると、アーセナルのジェズスやニューカスルのイサクなどは爆発する可能性があるため、ハーランドのライバルになりえるかもしれない。
MVP候補もやはりマンチェスター・シティ勢か
昨季は得点王のハーランドがMVPに輝いたが、今季もハーランドもしくはシティの選手となる可能性が高いと言える。
キャプテンのギュンドアンがバルセロナに移籍したが、的確な補強とグアルディオラ監督の手腕によってシティの優勝が濃厚であるからだ。
ハーランドがMVPでなければ、おそらく世界最高のMFと称されるケヴィン・デ・ブライネが受賞するだろう。
シティ以外のクラブからMVPが選ばれるとすれば、それはシティの連覇を阻んだクラブから選ばれることになるはずだ。
そういった意味では、アーセナルのキャプテンを務めるウーデゴールやサカ、ジェズスなどが候補となる。
もしくはマンチェスター・ユナイテッドが優勝となれば、ラッシュフォードなども候補となる。
果たして優勝や得点王、MVPの行方はどうなるのか、激戦必須のプレミアリーグに注目しよう。
注目のプレミアリーグ第1節は8月11日、12日に行われる。
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