写真：エムバペ（AP/アフロ）
3月5日（日本時間3月6日、）CLラウンド16セカンドレグ「レアル・ソシエダ対パリ・サンジェルマン」の一戦が行われ、1-2でパリ・サンジェルマンが勝利した。
この結果、ファーストレグと合わせ4-1でパリ・サンジェルマンがベスト8進出となった。
日本代表MF久保建英はスタメンフル出場したものの、大きな見せ場は作れず、エムバペ劇場の前にその存在はかすむ結果となった。
パリはプレスがハマりエムバペが2得点を挙げる
試合開始早々トラオレが右手を痛め試合が数分間止まったが、試合が再開されるとパリが前線から激しいプレスをかける。
7分には久保が右サイドでゲームを作りながら左に展開しクロスに繋げるなどチャンスを作るが、全体的にパリペースで試合が進んでいく。
15分、やはり決めたのはエムバペだった。
エリア内左でボールを持つと、最初のシュートフェイクでソシエダDFのマークを完全に外す。
素早い足の振りから放たれた強烈なシュートは、ファーサイドのネットを激しく揺らした。
その後もソシエダはなかなかビルドアップが上手くいかず、パリに何度もチャンスを作られる。
前半アディショナルタイムには久保が遠めの位置から強烈なロングシュートを放つもこれは枠を外れ、試合はパリ・サンジェルマン1点リードで後半へ。
後半、パリがイ・ガンインを起用したことで、日本と韓国の至宝が同じピッチに立った。
56分、イ・ガンインからのパスで抜け出したエムバペがファーサイドへのシュートをちらつかせながらニアサイドにシュートを決める。
60分以降はソシエダも良い形で攻撃ができるようになったが、なかなか得点が奪えず時計の針が進む。
89分にようやくソシエダが得点を奪う。
久保からのパスを受けたトゥリエンテスのシュートはGKに弾かれたものの、こぼれ球をミケル・メリーノが左足で決めきりスコアを1－2とするも、試合はこのままタイムアップ。
ファーストレグを含めたスコアは4－1となり、パリ・サンジェルマンの完勝に終わった。
この敗戦により、久保建英にとって初めてのCLはラウンド16で終了した。
グループリーグから存在感は放ったものの、残念ながら無得点で大会を終えた。
この悔しい結果は必ず経験となり、今後のキャリアに活きることだろう。
来季ソシエダはCLに出場できない可能性が高いが、久保にはなるべく早くCLの舞台に戻ってきてほしいものだ。
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