ドームテントおすすめ36選!グランピング風大型ドームやソロ用も紹介
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ドームテントがおすすめな3つの理由
「ドームテント」とはその名の通りドーム(半球)状のテントのこと。2本のポールをクロスさせて組み立てるのが基本で、多くのアウトドアメーカーが販売する定番の形です。
ドームテントは
- 組み立ての簡単さ
- 耐風性
- 空間の広さ
のバランスが取れているところが特徴で、テントを初めて購入する人にもおすすめ。この3つのポイントについて、詳しく説明します。
1.組み立てが簡単
多くのドームテントはインナーテントに2本のポールをクロスさせて通し、テンションをかけることで立ち上げる構造です。そこに雨風の侵入を防ぐフライシートをかぶせるだけなので迷うことなく設営可能。大型でなければ一人でも簡単に組み立てることができます。
簡単に設営できるよう、部品が色分けされている製品も多く、直感的に組み立てることが可能。たとえばスノーピークの「アメニティドーム」ではポール・スリーブ・ポール差し込み口の3箇所がグリーンとイエローに分かれており、ひと目でどこに何を差し込むべきかがわかるようになっています。
2.風に強い
「半球状」という構造そのものにも、風を受け流しやすいというメリットがあります。また、複数のポールを交差させることにより、1本のポールでテント全体を支えるワンポールテントなどに比べて強度や安定感に優れているのも特徴。
3.テント内の空間が広い
組み立てが簡単にもかかわらず、室内に余計なポールが立つことがないため、広い空間を存分に使うことができます。天井が高い製品も多く、圧迫感がなく快適に過ごせるところもうれしいポイント。
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ドームテントの選び方6つのチェックポイント
ひとくちにドームテントと言ってもサイズや形状はさまざま。自分にあったテントを選ぶためにチェックしておきたい5つのポイントを紹介します。
サイズ:使用する人数+1人
販売されているテントには、一般的に「使用可能人数」が記載されています。テントを選ぶ際には、商品情報にある「00人用」という表記をまず確認。
たとえば「4人用」と記載されているものは「大人4人がちょうどぴったり横になれるサイズ」という意味合いが強かったりするため、実際に4人で使う場合には「荷物を置くスペースが全然ない」という問題が起きることも。ゆとりをもってテント内でのびのび過ごしたいなら、実際に使用するより1人分多いサイズを選ぶのがおすすめです。
「1人分の幅が70cmあるとゆったりできる」「荷物置き場として1人分の面積を確保する」と覚えておくとテントを選ぶ際の参考になります。
天井高:グループ=180cm、ソロ=110cmが目安
テントの中で窮屈さを感じないためには「天井の高さ」も大切なポイント。天井が高いほど圧迫感が少なく、快適に過ごせます。
高さが180cm程度のテントであれば、大人が立って着替えることもでき、グループでも息苦しさを感じにくくなります。
ソロキャンプで「テントでは寝るだけ」という場合は、110cm程度のテントがおすすめ。これぐらいなら収納時の大きさ・重さともにそこまで気にならないので荷物の軽量化がはかれるうえ、座れば十分着替えができるので窮屈さも感じにくいはずです。
ファミリーテントの定番、コールマン「タフワイドドームⅣ/300」の高さは185cm、ソロテントの定番、コールマン「ツーリングドームST」は高さ100cmで軽量・コンパクトさを優先した仕様になっています。
コールマン タフワイドドームIV 300
高さ185cmで、大人もゆったり過ごせる定番ドームテント。設営も簡単なので、初めての大きいテントにもおすすめです。大きめのベンチレーション付きで風通しがよく、夏場でも快適。
- メーカー推奨人数:5〜6人
- インナーサイズ:300×300×(h)185
- 収納サイズ:直径25×75cm
- 重さ:約11.6kg
- 耐水圧:フライ、フロアともに2,000mm
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コールマン ツーリングドーム/ST
ソロキャンプの定番ドームテント。価格もお手頃で初めてのテントにもおすすめです。前室が広く、別売のキャノピーポールを使えばリビングスペースを作ることができ、チェアを置いてくつろぐ、調理するといった使い方が可能です。
- メーカー推奨人数:1~2人
- インナーサイズ:210×120×100(h)cm
- 収納サイズ:19×19×49cm
- 重さ:4kg
- 耐水圧:フライ、フロアともに1,500mm
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前室の広さ:キャノピー(ひさし)をタープ代わりにできるかどうか
「前室」とはインナーテントとフライシートの間の靴やちょっとした荷物を置くスペースのこと。前室が広いと靴の脱ぎ履きがしやすく、日中出していたチェアを就寝時にテント内に収納できるため便利です。
「キャノピー」はテント出入り口のひさし部分の名称。ポールで立ち上げることで調理スペースやリビングスペースとして活用が可能です。
日差し・雨除けとしてタープの役割を果たすことができるため、前室部分が広いテントがあれば、タープを別で購入しなくても十分キャンプが楽しめます。
耐水圧:1,500mm以上が安心
「耐水圧」とは、生地に水が染み込むのを抑える力を数値化したもの。つまり耐水圧が高いテントほど、強い雨にも耐えられるということです。耐水圧の目安は一般的に以下のとおり。
1,000〜1,200mm:通常の雨に対応
1,500mm以上:大雨に対応
アウトドアでは突然の大雨にさらされることもしばしば。キャンプで一晩過ごすには1,500mm以上あると安心です。
直接雨が当たるフライシートと、地面に染みた水に触れるフロアシートの耐水圧を両方確認しておくといいでしょう。耐水圧については下の記事で詳しく紹介しているので、こちらもチェック!
耐水圧…?初心者キャンパーの疑問、テントの耐水圧を徹底解説!
通気・防風性:夏は換気ができるか、冬は冷気が侵入してこないか
【夏:ベンチレーター・メッシュパネルで換気】
「ベンチレーター」は、テントに付いている換気口のことで、ほとんどのドームテントに装備されています。テント内部の空気がつねに循環するので、就寝時に入り口を閉め切っているうちに熱がこもってしまったり、外気との温度差で結露ができてしまったりするのを軽減できます。テント内を快適な状態に保つことができます。
また、インナーテントやフライシートが一部メッシュになっているテントもあり、通気性を重視する場合はチェックしておきましょう。
【冬:スカートで冷気の侵入を防ぐ】
「スカート」はテントの裾に付いた、まさに洋服のスカートのような部分のこと。フライシートの隙間から冷気がテント内に侵入するのを防ぎ、保温性を高めてくれます。
スカートの他にもテントの屋根に「煙突穴」が付いればテント内で薪ストーブを使うことができます。冬キャンプにも行きたい人にはあると快適な装備です。
積載のしやすさ:車に問題なく積めるか
キャンプ場までの交通手段を考慮して、積載のしやすさもチェックしておきましょう。具体的には
- 収納サイズ
- 重さ
- 形状
など。「車でキャンプに行くからどんなサイズでも大丈夫!と思ったら、幅が合わなくて積み込めなかった」「電車でキャンプに行くつもりが、荷物が重すぎて途方に暮れた…。」など、積載の時点で困ることがないように、運搬可能かどうかよく考えて選ぶのが大切です。
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