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稲見萌寧が目指すのはパーオン率80% 「自分の記録は自分で塗り替える」【開幕戦意気込み】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

永久シード獲得に向けて稲見萌寧は“日本一”を目指す(撮影:村上航)

ダイキンオーキッドレディス 事前情報◇17日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6590ヤード・パー72>

国内女子ツアーの新シーズンは、3月3日から沖縄で開催される「ダイキンオーキッドレディス」で幕を開ける。開幕まで2週間となりエントリーが締め切られ、出場する108人が決定した。2020、21年と統合となった昨シーズンに賞金女王に輝いた稲見萌寧は、そのタイトルとともに初戦に挑む。

賞金女王を手にして思わず涙…

21年は人生でも節目となる大きな年となった。「年間8勝、賞金女王、そして東京五輪での銀メダルなど、私のゴルフ人生でも記憶に残る1年でした」。ツアーでの活躍はもちろん、オリンピックでメダルを獲得するという快挙を成し遂げ、一躍日本ゴルフ界の顔へと成長した。

それでも“屈指の負けず嫌い”である稲見にとっては、嬉しかったことばかりではない。「腰を痛めた時の対応を間違ったのが心残りです」と悔しさを口にする。シーズン後半には「歩けなくなるくらい痛かった」腰痛に苦しめられ、試合を棄権するほどだった。「最後までやり切れていたら、ほかのタイトルも獲れただけに、もったいないことをしたなというのが一番の反省」。あと一歩届かなかった平均ストローク60台など、心の奥底にしこりが残っている。

そのためにこのオフにはまず、腰のケアに重点的に取り組んだ。体の柔軟性が増し、腰痛も改善してきているという。さらに「関節の可動域を広げて腰に負担をかけないように、バックスイングでゼロだった捻転を半分ぐらいにできるように」とシーズンをフルで戦い抜くため、腰に負担をかけないようなスイング調整も積み重ねている。

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