最高の一瞬『金メダル候補_陸上女子やり投』

 

陸上女子やり投で67m38の日本記録を持つ北口榛花は、パリ五輪日本代表選手に内定。昨年は第19回世界陸上競技選手権大会で66m73を投げ優勝していて、世界トップクラスの選手です。

 

私が撮影したのは2022年の6月に大阪のヤンマースタジアムで行われた、第106回日本陸上競技選手権大会でした。写真は3投目を投げる北口で、この投てきで62m25を記録し優勝しています。彼女のユニフォームには、所属先のJALの飛行機のイラストが描かれているのが特徴です。

 

毎年日本選手権が行われる6月は梅雨の時期で、大会期間中に雨が降ることが多く、この日も小雨が降るなか、競技が行われていました。

 

雨の中撮影するカメラマンは、カメラを濡らさないようにしながら撮影するのが大変なんですが、、選手も試技直前まで手元などが濡れないように傘をさしたり、タオルで雨を防ぐなどの対策をしています。

 

今年はパリ五輪で金メダル獲得のチャンスがあるので、期待しています。

 

 

▼高橋 学(たかはし・まなぶ)

1975年、福島県福島市生まれ。東京ビジュアルアーツ写真学科でスポーツフォトを専攻。1996年より(有)ジャパンスポーツで実績を重ねてフリーランスに。現在はサッカー、フットサル、陸上、フィギュアスケートなど様々なスポーツを取材している。

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