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PGAツアーメンバーとして初戦を迎える久常涼「自分らしくプレーできたら」

松山英樹とともに練習ラウンドを回った久常涼(撮影:GettyImages)

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 事前情報◇9日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

昨年、DPワールド(欧州)ツアーの新人王に輝いた久常涼がPGAツアーメンバーとしての初戦に挑む。過去に青木功や松山英樹が優勝している日本人と縁が深い大会とあって「ずっとテレビで見ていた大会なので、ここで開幕を迎えられるのは特別な気持ち。頑張りたい」と意気込む。

この日は午前10時過ぎにコース入りし、松山と1番から練習ラウンドをスタート。途中で談笑しながら和気あいあいとプレーし、コースの感触を確かめた。その後、松山が9番で終えた後も一人で10番から後半のホールを回り、雨に降られながらも18番までプレーした。

憧れの先輩とのラウンドを振り返った21歳は、「打つ球を含めて全然違うので、そこを目指していければいいなと思う。やっぱりストイックな姿勢というか、あそこまで求めないとこのツアーでは戦えないんだろうなと思う。1年間しっかり戦い抜いて、松山さんと同じ舞台でまた来年もできるように追いかけていければ」と刺激を受けた。

昨年大会はマンデートーナメント(予選会)に出場するも、突破することが出来なかった。「コースの印象は難しい。4日間しっかり戦い切れればいいなと思っています。やっぱりティショットが自分の持ち味なので、今週は特に生かせるコースだと思う。強みを生かして頑張りたい」とまずは予選通過を目指す。

「今週は(自身の)開幕戦なので、気負わず、自分らしくプレーできたらと思っています。PGAツアーメンバーの資格をいただいたので、来年フルシードでプレーできるように頑張りたい」。憧れのPGAツアーで“ルーキーシーズン”を迎える久常のプレーに注目が集まる。

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