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宮里藍も憧れた“美スインガー”西川みさと ツアー最長6ホールのPOを制す【女子レジェンズ】

満45歳以上のシニアの部を制した西川みさと(右)と、満60歳以上のグランドシニアの部で優勝した黄ゲッキン(撮影:米山聡明)

<JLPGAレジェンズチャンピオンシップ 最終目◇23日◇裾野カンツリー倶楽部(静岡県)◇6171ヤード・パー72>
 
国内女子の45歳以上が出場するレジェンズツアーの最終戦「JLPGAレジェンズチャンピオンシップ」は最終日のプレーが終了。満45歳以上のシニアの部では、ともにトータル2アンダーで上がった西川みさと、酒井千絵が6ホールに及ぶプレーオフを繰り広げて、西川が見事優勝を飾った。

2000年代にレギュラーツアーで活躍した西川は、デビュー当時の宮里藍も憧れた美しいスイングの持ち主として知られる。最終日となったこの日、一時は酒井に2打リードを許す苦しい展開だったが、後半に入り12番パー3、16番パー4でバーディを奪うと、直後の17番パー3で酒井がボギーとしトータル2アンダーで並びプレーオフに突入した。

レジェンズツアー最長となるプレーオフ6ホール目、追いすがる酒井を振り切り、激闘に終止符を打った。なお西川は、レギュラー、ステップ・アップ、レジェンズの各ツアーを通じ、今回が文字通りの初優勝となった。

トータルイーブンパー・3位タイには佐々木慶子と祖父江歩、トータル1オーバー・5位タイに斉藤裕子、ツアー通算24勝の福嶋晃子が続いた。
 
なお、5426ヤードに設定された満60歳以上のグランドシニアの部では、黄ゲッキン(台湾)が4バーディ・3ボギー・2ダブルボギーの「75」でラウンド。トータル6オーバーとし、2位の島袋美幸に3打差をつけ、2019年以来2回目、グランドシニアの部では最多となる6回目の優勝を決めた。

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